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ゆっくりと新たな出発。

2023年7月末をもって、今まで勤めていた石油開発会社を定年退職いたしました。

大学を卒業して社会人になって以来、約37年間石油開発業界で地質の専門家として主に石油・天然ガスの探鉱・開発に携わってきました。また、産油国への貢献事業として環境調査などいろいろな事業にも取り組んできました。

特に私が深くかかわってきたのはアラブ首長国連邦アブダビ洋上油田の石油開発や、ベトナム沖での石油探鉱など海外での石油開発です。気がつけば研修期間も含めると合計で22年間以上海外に駐在していました。

特にアラブ首長国連邦アブダビには3回の赴任で合計21年間ほど駐在していました。私にとっても家族にとってもアブダビはまさに第2の故郷と言えるかもしれません。

さて、石油開発会社を退職しましたので、技術士の登録にも変更が必要です。

技術士を名乗るためには文部科学大臣指定登録機関である公益社団法人日本技術士会に登録の申請を行い、技術士登録簿に必要な事項の登録を受けなければなりません (技術士法第32条第1項)。技術士登録簿には次の事項が記載されます。

① 登録番号及び登録年月日
② 氏名及び生年月日
③ 第二次試験に合格した年月及び合格した技術部門の名称
④ 事務所の名称及び所在地

これからは技術士としての登録事務所をこれまでの勤務先である石油開発会社から個人事務所に変更します。

登録を個人事務所に移したうえで、今後はいろいろなことにチャレンジしていきたいと思っています。

アラブ首長国連邦駐在中の昨年4月から、このnote に「南国」つまりアラブ首長国連邦アブダビでの仕事の様子などを交えながら「南国技術士」としてざっくばらんに記事を書き始めました。気がつけば投稿数も昨日で454になっていました。

このnoteでの初めての投稿に書いたように、「いつかは日本に戻って、自分の生まれ故郷やお世話になった地域のために」なにかしたいと考えていました。できれば専門の地質学を活かしながら、地域の環境、防災、分散型再生可能エネルギー、科学技術振興などにいろいろな形で携わっていけたらと考えています。

noteにはとりあえず今まで通りのスタイルで自分の考えを整理したり、備忘録としてざっくばらんに書いていこうと思っています。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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