世界と日本の人権意識。日本には人権に関してぜひ世界のリーダーになってほしい。

人権にかかわる課題には政府も、野党も、報道機関も、人権擁護という視点に立って本当に積極的に取り組んでほしいと思います。そして国民に情報をできるだけ開示してほしいです。

人権や民主主義を学んだ私たちの多くは世界にまだまだ残る人権迫害の報道に心を痛めています。

私は日本には人権擁護の世界的スタンダードをリードする立場、人権や民主主義を守るリーダーとしての立場にぜひ立ってほしいと思っています。

そのためにも日本は世界の人権スタンダードの最前線にもっと敏感になり、世界の声に耳を傾けてほしいと思います。

国連人権理事会の日本に対する報告書や国連の特別報告者からの書簡では、日本の人権状況に関して数多くの懸念が表明されています。ぜひ真剣に真摯に対応していってほしいです。

[東京新聞　2023年4月21日 22時01分]

入管難民法改正案に国連報告者が懸念「国際的な人権基準を下回る」　日本政府に書簡、見直し求める：東京新聞 TOKYO Web

[書簡の原文と和訳　ヒューマンライツ・ナウ　2023/04/22]

【お知らせ】国連特別報告者らからの２０２３年入管法改正案に関する懸念表明と対話を求める共同書簡の和訳を公表いたしました。 | ヒューマンライツ・ナウ

日本には日本の事情があるという意見もありますが、世界はどんどん変わっています。このままでは日本の人権に対する常識は世界のスタンダードから取り残されるのではないかと危惧しています。

日本には「人権擁護に積極的な国」として世界にも国連にも強い影響力を発揮できるように変わっていってほしいと思います。そのためにも一有権者として私自身も世界からもっと学んでいかなければと思います。