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心に残る初めて買ったDVDソフト

日用品や生活必需品や消耗品とは違う、自分のために買った自分の好きな何か、自分の興味や趣味など思い入れのある何か、長く愛用する何か、ちょっと値の張る何か、そんなものを買う時はどきどきワクワクします。

それが自分にとって初めての買い物であれば、さらにそのどきどきワクワクは心に残っています。

私が「初めて自分で買って心に残っているものリスト」をぱっと挙げてみると以下のようなものが出てきます。

  • 初めて買ったラジオ

  • 初めて買ったレコード

  • 初めて買ったコンピューター

  • 初めて買ったカメラ

  • 初めて買った音楽CD

  • 初めて買ったノートPC

  • 初めて買った車

  • 初めて買った無線機

  • 初めて買った携帯電話

  • 初めて買ったDVDソフト

  • 初めて買った望遠鏡

なんだかんだと上記のいくつかは今までの記事の中でも触れてきました。

上記はだいたい初めて購入した順番に並べてみたのですが、意外に携帯電話やDVDなどが後の方に出てくるのが驚きです。そして最近自分のために初めて手に入れるどきどきワクワク感を味わっていないということにも気がつきました。もちろん、コンピューターや車は初めてではなく買い替えでもどきどきワクワクしますけれど。

そして本題の、上記の「初めて自分で買って心に残っているものリスト」の中の後ろから2番目にでてくるDVDソフトについてです。

私が初めて買ったDVDソフトは映画「マトリックス」の第1作目とアニメ映画「セロ弾きのゴーシュ」です。

「マトリックス」は初めてDVDで見るなら当時最新のさまざまな映像技術を駆使して作られた映画でDVDのすごさを味わいたいという、内容よりも映像重視の選択でした。店員さんも一押しで、もちろん内容もとても面白く手に汗握りました。

アニメ「セロ弾きのゴーシュ」はご存じ宮沢賢治さんの童話をアニメ化したもので、アニメ自体はDVDが普及する前の1982年高畑勲さん監督の作品です。

以下はDVD予告編です。

はじめからこの作品を目指して買いに行ったわけではなく、初めてDVDを買ってみようと立ち寄ったお店でたまたま見かけて買いました。初めて買うDVDが「なぜ『セロ弾きのゴーシュ』?」といろいろな人から突っ込まれましたが、何度も繰り返して見てはこの不思議に懐かしさと暖かさを感じる雰囲気に癒されています。

物語の中で流れる大好きなベートーベンの交響曲第6番「田園」の調べがまたアニメの雰囲気とマッチしていて美しいです。

初めて買ったDVDにこの作品を選んだ自分を褒めてあげたい気分です (ほんとに偶然でしたけれど)。

1982年版アニメ「セロ弾きのゴーシュ」 (ウィキペディアより)
スタッフ
企画:小松原一男
監督・脚本:高畑勲
キャラクターデザイン、原画:才田俊次
美術:椋尾篁
音楽:間宮芳生
「田園」演奏:間宮芳生指揮・東京室内楽協会
岩城宏之指揮・NHK交響楽団
製作:村田耕一
制作:オープロダクション
監修、題字:宮沢清六
声の出演:佐々木秀樹(ゴーシュ)、雨森雅司(楽長)、白石冬美(ねこ)、肝付兼太(かっこう)、高橋和枝(子だぬき)、よこざわけい子(野ねずみの子・ヴィオラの娘)、高村章子(野ねずみの母)、槐柳二(コンサートマスター)、矢田耕司(司会者)、千葉順二(チェロ首席)、三橋洋一(Aさん)、峰あつ子(団員)、横尾三郎(団員)

「自分で買って心に残っているもの」を扱った過去の投稿
[ラジオ]

[コンピューター・ノートPC]

[望遠鏡]


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