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#007 「文学フリマ広島5」レポート

こんにちは!
『Tokyo Scope 2022』編集長の山本悠平です。

4年生の山本、佐々木、3年生の竹村の3人は「Tokyo Scope Books」として、
2月26日に開催された「文学フリマ広島」に出店してまいりました!

一か月遅れとなってしまい大変申し訳ないのですが、
イベントの様子や参加してみての感想などなどをお伝えできればと思います!

文学フリマ広島に参加した理由

「なんで『Tokyo Scope』なのに広島に出店するの?」
「なんで文フリ?」
と感じた方も多くいらっしゃると思います。

その理由は、
「興味を持ってくれた方に直接手渡しで売れるイベントに出店したい」
という想いがあったからです。

これまでの『Tokyo Scope』はコロナ禍ということもあり、身近な人に手売りするか、通販という形で販売を行ってきました。
そこで今年は、本好きの人が集まる即売会イベントに出店してみたい、と考えていました。

そんな時発見したのがこの「文学フリマ広島」でした。
「文学フリマ」は一年を通して東京、京都、福岡など全国様々な都市で開催される、文学作品の展示即売会です。

出店者が「自分が〈文学〉と信じるもの」なら小説、ノンフィクション、俳句、評論など、様々な作品を出品することができます。

 『Tokyo Scope 2022』が完成してから私たち4年生が卒業までに参加できるのが「文学フリマ広島」であったため、今回は広島で出店してまいりました。


《イベントレポート》

~開場まで~

イベント当日は、早朝から新幹線で広島駅まで移動し、そこから路面電車を乗り継いで会場まで移動しました!

10時過ぎに会場入りしてからは、11時の開場に向け急いでブースの設営です!
とはいっても私たちは出品する作品が『Tokyo Scope 2022』の一冊でしたので、比較的余裕をもって設営することができました。

~開場後~

11時に開場してからしばらくは、山本が一人で販売を担当しました。というのも、今回はコロナ対策ということでブース内に入れる人が1人に制限されていました。そのため、最初に売れるまではかなり寂しい状況でした…笑

開場から30分ほど経過したところで、最初のお客様が…!
「これ一冊ください」
と、特に悩む様子もなく即購入。

記念すべき最初の購入者様だったため、無理を言って記念撮影させていただきました…(ありがとうございます)

購入の決め手を聞くと「興味深かったから」だそうです。(嬉しい)

文学フリマには「見本誌コーナー」が設置されており、各ブースの見本誌が似たジャンルごとに集められ、自由に閲覧することができます。
こちらのお客様のように、ここで興味をもってくれた方が、購入してくださるケースが多かったなと思いました。

私は14時頃、10冊ほど販売したところで売り子を交代しました。

16時の閉場までの2時間ほどは、会場全体の様々なブースを見て回りましたが、
個性豊かなブースや作品ばかりで、残りの2時間があっという間に終わってしまいました。

~閉場~

閉場してからは、各自隣のブースと協力してブースを片付け、解散というかたちでした。総来場者数がコロナ禍以降過去最高の636人と発表されました!
私たちは在庫20冊のうち、14冊販売することができました!

参加してみての感想・アドバイス

まず参加してみた感想ですが「また参加したい!」というものでした。

入場無料ではありますが、本好きの人が多く来場しており、自分たちの本を知ってもらう良い機会だったと感じました。また、目の前で自分たちが作った本を手に取ってもらえるというのは非常に貴重な体験で、最初の一冊が売れたときはこの上なくうれしかったです。

何より対面でのイベントということで、ブースに来てくれる人や近くのブースの人と、いろいろとお話できるのがとても楽しかったです。「Tokyo Scope」のプロジェクトのことをお話すると多くの方は驚きと共に興味を持ってくれ、そこからいろいろと話が弾んでいきました。後輩の皆さんにはぜひ、今後の文学フリマに参加してもらえたらなと思います!


最後に

今後後輩の皆さんが文学フリマに参加する場合の、アドバイスをいくつか残しておきたいと思います。

①SNSでの告知、宣伝に力を入れる

これは文学フリマ運営が発信していることでもありますが、文学フリマはTwitterを中心としたSNS上で様々な情報が拡散されていきます。
今回私たちは週一程度のTwitter、Instagram投稿をしていましたが、もっと頻度やクォリティを高められると、更なる集客につながるかもしれません。

②積極的に声をかける 

こうしたイベントでは当たり前かもしれませんが、積極的に声をかけることは大切だと感じました。

今回は感染症対策でブース前に出て呼び込みのようなことはできなかったため、ブース内で、ブース近くに立ち寄った方に声をかけていました。声をかけるときは本の軽い紹介をしたり、「大学生が作った」という点を強調して自己紹介をしていました。

個人的には、もう少し声かけを頑張ったほうがよかったかなと思いました。

③本の紹介、南後ゼミ、視デ生の紹介文を考えておく

②とも関連しますが、声掛けやブースに立ち寄ってくださる方とは必ず本の内容、南後ゼミ、視デ生についてお話することになります。そこで、簡潔に分かりやすく紹介できる内容を考えておくと、コミュニケーションに役立つと感じました。

私は最初は説明が長くなってしまい、うまくできていないと感じていたので、あらかじめ用意しておくと良いなと思いました。

④ブースを工夫する

今回のブースは、3人で少し話し合い決めたかなりシンプルなものでした。そのため決して悪くはないと思いますが、即売会に慣れている人から見れば簡素なブースに見えたかもしれません。ブースの出来栄えが本の売り上げに直結するかはわかりませんが、もう少し工夫が必要だったかと思います。

具体的には、のぼりのようなものを設置する、机に敷物を用意する、などです。この点についてはほかの出店者のブースを参考にしてもらえるとよいかと思います。

以上、「文学フリマ広島」のイベントレポート&感想・アドバイスでした!

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記・山本悠平(南後ゼミ7期生・編集長)

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