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#19-メインコンテンツ振り返り⑤-表象班【出版まであと3日】

出版まであと3日!
今日は、経済班、文化班、表象班の振り返りレポをお届けします。

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今回は表象班です📚


こんにちは!表象班メンバーの市川です♫
今回は表象班の紙面ができるまでを振り返っていきたいと思います!班員全員が統括メンバーということもあり、かなりギリギリのスケジュールでの制作となってしまったのですが……今は入稿に間に合わせることができて、心底ほっとしています(笑)。

なぜ「ガイドブック」なのか

まずは表象班で扱う題材を決めるところからスタートしましたが、実は構想段階では松尾芭蕉の「奥の細道」のような紀行文や俳句を扱う案もでていました(!)。しかし、地図や写真で都市を表象するガイドブックのほうが、より都市との結びつきが強く、題材として適しているのではないかと判断し、その表象からこぼれ落ちる〈あまり〉を扱うことになりました。
また、「Tokyo Scope」自体が「東京の新しい見方を提示するガイドブック」を謳っているので、そのコンテンツのひとつとして自己反省的にガイドブックを取り上げることに面白味を感じたからでもあります。

ひたすら「るるぶ」をリサーチ

テーマが決まってからは、ひたすらガイドブックを調査する日々が始まります。日本交通公社様が運営されている「旅の図書館」に毎日通い、実際の「るるぶ東京」の紙面を見ながら構成を考えました。

旅の図書館(https://www.jtb.or.jp/library/)

また、ガイドブックに掲載されない〈あまり〉をあぶり出すため、過去約30年間の「るるぶ東京」の掲載場所をすべてマッピングするという(ヤバい)調査も行いました。本当に大変でしたが、多分こんなことをした人は今までいないと思うので、新規性のある紙面にできたのではないかと感じています。

マッピング調査の様子

出版が近づくと、職員の方が声をかけてくださるようになり、「いつも来てくれているから」と付箋をいただいたことも良い思い出です。また、権利面に関してもいろいろとアドバイスをいただきました。長いあいだ、本当にお世話になりました!

職員の方からいただいた付箋

おわりに

このように、表象班の紙面は膨大な手間と時間をかけた調査によって構成されています。ぜひ本を手に取って、「Tokyo Scope」ならではの愚直さが発揮された紙面を体感していただければと思います!
最後に、何度もくじけそうになりながらも、支えあいながら最後までやり切ったメンバーのみんなに感謝を伝えて、この記事を終わりにしたいと思います。

ありがとう!


以上、表象班の振り返りレポでした!

明日はTokyoScope4年間の歴史を振り返ります
お楽しみに✨

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