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セブンイレブンの発祥は氷屋さん!【5/15はセブン日本1号店開店の日】

本日、5月15日は、セブンイレブンの日本1号店がオープンした日です。
1974(昭和49)年の今日にオープンしたのは、東京都江東区の豊洲でした。(▼いまの豊洲1号店)

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本日はこのセブンイレブンの雑学です。

もとは氷売りのお店が発祥

このセブンイレブン、現在はセブンアンドアイホールディングスが所有する、日本のコンビニですが、もともとはアメリカの会社でした。
しかし、アメリカの本体が1991年に経営破綻した際、イトーヨーカ堂とセブンイレブン・ジャパンが出資して再建され、2005年の株式公開買い付けにより、セブン&アイグループの完全子会社となりました。

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このセブンイレブンですが、アメリカ本国ではちょっとした面白い歴史があります。
いまやコンビニの代名詞になってますが、もともとは小さな町の商店でした。

その地は、テキサス州にあるオーククリフという町です。
そこでジョン・ジェファーソン・グリーンという人物が、サウスランド・アイス社の氷小売販売店を営んでいました。氷を売るだけの小さなお店です。
ある日、「氷だけなんて不便だ。ほかにも牛乳やパン、卵なんかも売ってくれたら便利なのに」という顧客から要望がありました。ジョンはそれを本社に提言し、氷以外の日用品の取り扱いを始めました。
なんとこれがセブンイレブンの始まりだったのです。

店名の由来は営業時間

氷以外にもさまざまな日用品も買えるとあって、これは便利と大評判になりました。やがてこの業態は「便利なお店(=コンビニエンスストア)」として認知されていったのです。

そして、ジョンは店名を「セブンイレブン」と改称します。
この由来は、知っている人もいるかもしれませんが、当時のこのお店の営業時間にちなんでいます。字面の通り、朝7時に開店して、夜11時に閉店していました。
いまでこそ24時間営業のコンビニが当たり前の時代ですが、当時としては朝7時から夜11時までというのは、けっこうな長時間営業であり、店名として堂々と宣伝するほど画期的なことだったのです。


参考資料:
『図ですぐわかる! 日本100大企業の系譜』菊地浩之(KADOKAWA)
『サランラップのサランって何? 誰かに話したくてしかたなくなる“あの名前”の意外な由来』金澤信幸(講談社)
セブン・イレブン・ジャパンHP

Ⓒオモシロなんでも雑学編集部

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