キーボード
ショートショートストーリーを書き始めてみる。
きっとそんなに大したことのない物語が始まるのだろうけれど、自分にとってはもしかしたら最高の体験になるんじゃないか。
そんな淡い希望と共にキーボードを叩いている。書きたいこともないのに、なぜだか分からないけれど勝手にタイピングをする指は止まらず、意味の分からない文字を羅列している。
それもこれも、この打ちやす過ぎるキーボードのせいだと思う、今までキーボードは色々買ったけれど、今回のはコスパもサイズもピッチも最高だと思う、もしかしたら、思いはのっていないのにただタイピングする自分とその音に酔っているんじゃないかと思い始めている。
実を言うと、少しのお酒を飲んだことで本当に酔っているんだけれど。
現代の筆記用具といえばやはりキーボードなんだと思う、だってレポートだってブログだって小説だって大半の人はノートパソコンなりタブレットなりスマホなりのデジタル機器で書いているんだろう。
紙の作文用紙に鉛筆やシャープペンシルで書いている人はいるにはいるだろうけれど、もうそんなにいないんじゃないか?というか居ないと思う。こだわりと書き心地に陶酔していない限り、キーボードが主流だろう。
現代の筆記用具は間違いなくキーボード、ハード・ソフト問わず何らかのキーボードだと感じている。
だからキーボードは自分に合うモノを本当に探すべきだと思う、金額とかブランドとかメカニカルとかピッチとか高さとか、そんなことよりも手に馴染むモノ。
なんと言ったって今、最高の打ちごたえと言っているこのキーボードは、格安タブレットに付属で付いてきたペラッペラのブルートゥースキーボードなのだから。
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