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国際寝台バスに乗ってカンボジアからベトナムへ(2022年10月)

プノンペンに住んでいた頃なので少し前の話ですが、カンボジアからKhmho Samcoの寝台バスに乗ってベトナムに行ってきました。

往路:バス、6時間、30ドル/人
復路:飛行機、1時間、150ドル/人

前回ベトナムに行ったのが2020年2月だったので、2年半ぶりです。ずいぶんホーチミンが進化していて驚いたのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います。

プノンペンからホーチミンまでバスで行きました(2022年10月)

Khmho Samcoは名前から韓国系のベトナムの会社かな?と思います。

ベトナムではホーチミン・ブンタウの往復でお世話になり、割と印象が良かった会社です。ホーチミンからプノンペンの往復にも一度使いました。

コロナ後の国際バス料金の高騰

2020年の2月には片道12ドル程度だった料金は、国境が開き始めた2022年4月にはなんと片道100ドル程度、昔のベトジェットのプノンペン・ホーチミン線の往復料金を超えた値段まで高騰していたようです。

8月頃から落ち着いて、知人でもバスでベトナムに行ったという話を聞くようになってから、タイミングを待っていました。

ネットで国際バスの情報を探してみました。
よく使っていたSapacoはまだ営業再開していなかったようなので、Kumhoにしてみました。

国際バスと言いながらサイトはベトナム語しかないので(ベトナムあるある)Chromeで全体を英語に翻訳してざっと見ながら、実際に営業所に行ってみて確認することにしました。

営業所、行ってみたら移転のバナーのみ

オリンピックスタジアムの南側に行くと、なんと、営業所がなくなっていて、営業所があった場所の木に営業所移転のバナーが貼り付けられていました…

da chuyểnが引っ越しですね

直感で、バスの発着所は新しい住所のTuol Koukではないと思いました。Tuol Koukは高級住宅街だし、中心部からは少し遠いので。
どうにかして新しい発着所兼営業所を知りたい…と考えて、ふと、 スマホアプリのGoogleマップでKumhoと検索すると、なんと"Kumho New Office"と出てきました。

Googleマップを頼りに行ってみると、営業所がありました!

新しい場所はプサーダムコーでした。住所はNo.4AE0, Street 230と書いてあります。
よく読んでみると、下部のベトナム語のバナーの方に、寝台バスは2022年5月22日スタートと書いてありました。

お値段は片道30ドルでした。ここからはもう値は下がらない気がします。

無事、乗れました

こんな感じの二段バスです。

ベトナムの長距離バスと同じでした

カンボジアでは見たことが無かった(もしかすると走っていたかもしれませんが)、足が伸ばせるタイプのバスでした。カーテンを閉めると個室になります。

これがケップやバッタンボンまで走っていると嬉しいのですが…ぜひお願いします!

1回目の休憩所

つばさ橋の少し先でトイレ休憩があります。スナックや飲み物も買えました。

向こうにはこれも有名なダンダンバス
こんな風景が続きます

2回目の休憩所

国境直前のバベットの休憩所にてトイレ休憩。軽食が食べられます。

食べかけで、すみません。スガオマレアでした。
ベトナム語では、なんだっけ?カインコークアだったかな?

国境の食堂はベトナム語もクメール語も通じるし、ベトナムドンでもクマエリエル(カンボジアリエル)でもUSドルでも支払いができます。両方とも中途半端に知っている私は混乱します…ステンレスのテーブルやプラスチック椅子など雰囲気はベトナム。

ベトナム側に入りました
今までは30分〜1時間かかっていた入国が5分で終了!

ベトナムの入国審査はパスポートのチェックのみで、日本人はビザも要らず、ワクチンカードも要らず、アプリの登録なども全くなく、パンデミック前と同じになっていました。しかも5分で終了です!

ベトナムに入ってからはトイレ休憩はなく、道沿いで降りたい人は降りるという感じです。クチのあたりで息子がトイレに行きたいと言ったので、荷物をまとめて市街地で降りて、カフェに入り、その後グラブでホーチミンのホテルまで行きました。

帰りは飛行機で

往復で国際バスはなかなか厳しいお年頃になってきたので、帰りはさくっとカンボジア・アンコール航空に乗りました。70人乗りくらいのプロペラ機で、今までに乗った飛行機の中で一番小さかったです

飛行機は楽ちんですが、クメール語とベトナム語が同時に飛び交い地べたで2カ国を感じられる陸路のボーダー越えも結構好きです。引っ越したので、ベトナムへの陸路は今回が最後でした。
(タイも、いつかやるのかな…)

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