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【遺跡探訪73】別の遺跡で半分埋められた、アク・ヨム(Ak Yum, 7世紀)

ガイドブックに載る遺跡は大体まわったので、2周目に入りそうな今、少し違った形で記録してアーカイブ化してみたいと思いました。
そこで今回、初めて音声を現場で録ってみました。


本日のマップ

多くの遺跡はシェムリアップ市街地から北や北東方面が多いですが、
今回は国道6号線を北西方面に進みます。

国道から森を抜けてバライ(湖)へ

なんと!こんなに美しいと思いませんでした。非常に地味な遺跡ですし、人口湖と思ってたかを括っていたのかもしれません。

遺跡なのでユネスコの石碑もあります。

昨年7月には飛行機から西バライが見え、とても綺麗でした。でも、10月に空港が新しい場所に移転したので、空から西バライを見ることができたのは、この時が最初で最後でした。

湖畔沿いを走ります。

すぐアクヨム遺跡に着きました。

振り返ると朝日が。

西バライ建設(11世紀)で半分埋まったアク・ヨム(7世紀)

ここに来ようと決めて調べるまで、アク・ヨムがアンコール期の遺跡でないことは知りませんでした。
7世紀建設だそうです。7世紀というと、サンボープレイクックと同時期です。

近くまで寄ってみました。
レンガの積まれ方がサンボープレイクックと似ています。バイヨン南大門近くにも、似た構造の小さな寺院があった気がします。

ピラミッド状だったようですが、基礎のみしか残っていません。
この写真の奥がバライで、バライ建設のために
アク・ヨムの写真向かって左側と奥を埋めてしまったのだそうです。

朝ごはん(ノンパウ)

国道6号線の西側と言えば、これしかありません。アンコールアイ(観覧車)近くのノンパウ(肉まん)やさんです。

ひき肉、胡椒、削ったココナツの実、発酵ソーセージ、茹で卵などが入っています。
美味しさの秘密は、皮は手作り、中身も全て蒸す日の早朝に仕込み、売るだけしか作らないとのこと。

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