【遺跡探訪44】格別のアンコールワットの日昇/城壁の外を歩いて帰る
在住していても、なかなか行く機会のないアンコールワットの日の出。単に早く起きなくてはいけないからなのですが。ふと思いついて、その気持ちが失せないうちにエイッと行ってみました。
2020年にツアーで日の出のアンコールワットに行った時は、豪雨直後で太陽は全く見えませんでした(とは言っても、雨の後のアンコールワットはそれはそれで美しかったです)
4:45出発
お天気アプリをみると、今日の日の出は5:50とありました。1時間前に家を出れば間に合うはずです。それでも4時台に出発はちょっと眠たかった…
街を出てアプサラゾーン(世界遺産エリア)に入った途端に外灯がなくなり、真っ暗闇になりました。
本日のマップ
マップ南にあるシェムリアップ市街地から北上し、突き当たったところで左に曲がります。植物園のあたりからこの外濠までが真っ暗です。環壕の南西だけは外灯があり、アンコールワットが近くなると安心します。
空が明るくなってきた
外濠に突き当たったところです。今まで真っ暗だったのに、広い場所に出たら空が信じられない色になっていました。
アンコールワット見えてきました。感動…
眠いところを頑張ってよかった。眠い以外は、空気は綺麗だし涼しいし最高です。気温26度。
やはりこの西塔門のレリーフは朝一番が素晴らしいです。真横から日が差して陰影がはっきりするのがいいです。
有名な、池に映るアンコールワットも撮れました。これ、美しい写真ですが、実は人が多すぎて池の前まで行くことができず、iPhoneを両手で高く持ち上げて撮っています。
8月はアンコールワットの左側から日が昇るため、右側(南側)から日の出を鑑賞する人が多かったです。
やはり美しいです。来てよかったなあ。
南門を探す
アンコールトムに東西南北の門があるのだから、アンコールワットにも東西南北の門があるかもしれない、と前回東門から入った時にふと思いました。
そしてそれは正解でした。アンコールワット中央から、正確に南に道がありました。
途中、現代のお寺を通りながら…
南門、ありました
観光コースからは完全に外れているからか、修復が進んでいなさそうな南門がありました。アンコールワットがフランス人探検家によって発見されたときは、こんな状態だったのかもしれません。
地面にはペディメント(おそらく)が置いてありました。
門を抜けました。正面奥に、シェムリアップに一直線に南に行く道が小さく見えます。こういう位置関係だったのか…!
実はリンテルが素晴らしいです。アンコールワットはあまりに見どころが多過ぎて(デヴァターだけでも1000体あるとか)すぐ満腹になってしまうので、小さな彫刻をじっくり楽しめるというのは在住者の特権かもしれません。
門の外は散歩道でした
アンコールトムの門から城壁の上を歩いてプラサットチュルンに行くように、アンコールワットも城壁の外側がぐるっと一周できるようになっていました。これ多分、フットパス的なものではなく、バイクの轍ですが…でもちょっと嬉しいです。
環濠を見ながら歩くの楽しいです。そして、木陰を歩くので、日差しの遮りが無い城壁内に比べて、圧倒的に涼しいのです。
さて、今日はローカルの自転車イベントをやっていたようです。お揃いのTシャツを着てマウンテンバイクをかなりのスピードで飛ばしていました。
12月のアンコールハーフも、そろそろ申込時期ですね。3km?5kmギリギリいけるかな?と思うのですが、コースはバイヨンの横を通る10kmがベストなので悩みます。
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