nanbu/精神科認定看護師

マネジメント、リーダーシップ、メンタルヘルスに関しての話題の提供をします。精神科認定看…

nanbu/精神科認定看護師

マネジメント、リーダーシップ、メンタルヘルスに関しての話題の提供をします。精神科認定看護師のなんぶです。  看護師に向いていません。生きるために資格を取り勉強し、肩書き選手権1位となりました。  そんな私が、日々思うことや感じたこと、考えたことなどをノートに書き留めていきます。

最近の記事

第三の習慣『最優先事項を優先する』

さて、第一第二の習慣を読み学んだあなたは、主体的に自分の人生に責任をもち、自分の価値観に触れ、大事な価値観や思いを選択しました。そして突き進むためのリーダーシップを発揮しているはずです。 しかし、突き進むにあたり、色々な障害が出てきませんか?緊急のこと、仕事のこと、友達や上司の誘い、ゲームやテレビなど、たくさんのことがあなたの大事な価値観や思いを邪魔してきます。 そこで、マネジメントが必要になるのです。 質問1.現在はしてないが、もし日頃から行なっていれば、あなたの私生

    • 第二の習慣『終わりを思い描くことから始める』

      真剣にイメージしてください。 ある晴れた日に葬儀が行われています。そこには、あなたの家族、親戚、友人、会社の同僚が参列しています。会場の奥に棺があり、棺の小窓を開けると眠っているのはあなたでした。これから、弔辞が読まれます。あなたは、家族や友人、会社の同僚から、どのように弔辞を読まれたいですか? 終わりとはこのことです。衝撃を受けますよね。しかし、これはあなたの心の奥底にある本当の価値観に触れるところです。 ここでの成功は単に、お金持ちになるとか、仕事で出世するとかという

      • 第一の習慣『主体的である』

        「こんな会社にいるから私はダメなんだ」 「どうせ私は◯◯高校(大学)だから嫌われているんだ」 「親がああだから私もこうなんだ」 こんな人達周りにいたり、もしかしたら自分も言ってませんか? これは、決定論のパラダイムに囚われています。そして、自分で自分の今の人生の責任を人のせいにしてます。 決定論のパラダイムとは、他者のせいでわたしはこうなっているという思い込みのこと。自分の責任ではない、人生がこうなってるのは他者のせいだと思い込んでいます。 これは「主体的」ではありませ

        • 7つの習慣

          最強の自己啓発本『7つの習慣』 わたしは今これにハマっています。 とても素晴らしい本ですね。ほんとに勉強になる、というかたくさん考えさせられます。 皆さんは鬼滅の刃の「無限列車編」見ましたか? その一言で7つの習慣を表してる素敵なセリフがあります。それは、煉獄杏寿郎がこう言います。 「俺は俺の責務を全うする!」 です。とてつもない、意志とリーダーシップ、そしてマネジメント力…。 わたしは何回か見ましたが毎回泣いてしまいますねw 久しぶりにnoteに投稿したので、これくらい

        第三の習慣『最優先事項を優先する』

          やっぱり覚悟よね

          お久しぶりです。 いやーいろいろ忙しくて、手が回らないとはこーいうことなんですね。勉強になります。 自分のことが出来ない時間が多くなってしまって、自分の時間を自由に使えないのって、ほんっっっと苦痛ですよねーw 早速ですが本題に入りますね。 昔から適当な性格でなんとなーく物事に対し取り組むことが多かったです。 けどどこかでいつのまにか意識せずに覚悟を決めていることが多かった気がします。 やろうと決めること、その思った瞬間ってとても重要な場面だなと最近思います。 音楽やス

          やっぱり覚悟よね

          好奇心を刺激してやること

          (ネタバレ注意) 去年スタッフ向けに、攻殻機動隊2ndG I Gを使用して、精神科に入院している慢性期の患者の好奇心を刺激してほしいというお話をしました。(教育委員会に頼まれて時間外に講義したのにお金は発生しませんでしたw謎w) 好奇心。 講義していた自分でも、とても大事なとこだなーって思っています。 先日の日曜日、ドラマのドラゴン桜で阿部寛が言っていました。 「好奇心を刺激してやることなんだ。」 いやーまたまた刺さりましたし、あれ?これって自分が半年前講義したよな??っ

          好奇心を刺激してやること

          ジワタネホ

          昔から映画が好きでよく見ます。 「ショーシャンクの空に」知ってますか? 有名な映画です。 私はこの映画が好きで何回も見ています。 冤罪で主人公のティム・ロビンスが刑務所に収監されます。 そこから何十年も刑務所で暮らすのですが、その間どんなことがあっても希望を持ち続けました。 とある場面で主人公のティム・ロビンスが仲間のモーガン・フリーマンにこう話します。 「希望はいいものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。」 私は精神科病院に勤めています。 患者にも同

          雨の匂い

          晴れ間から突然降る雨、その時の匂いがとても好きです。 渇いたコンクリートに、雨がポタポタと落ち吸収される。そして濡れていく。その時の匂いが気持ちを落ち着かせるんですよね。 私は景色が好きです。家から出た時、大きな山が見えます。晴れてるとはっきり見えます。とても美しいです。その瞬間、行動も感情も止まるんですよね。 慌ただしい毎日の中で、雨の匂いとか美しい山を嗅覚や視覚で感じて、一旦止まることができる自分って素敵だなと自分で思うのですw。 自身で自尊心の回復をおこなってる

          一歩踏み出すこと

          ああなりたい、こうなりたい。 ああしたい、こうしたい。 でも自分にはどうせ知識がない、経験がない、時間もない、仲間がいない、お金がない。 いろんなこと諦めてる人ってとても多いと思います。 しかしそれって、 「人のせいにして、もしくはなんらかの理由をつけて、自分がやらないだけ。」 ですよね? 過激かもしれませんが、 けっけょく、 そーやってなにもやろうとしない。 でも、だいたいどんなことでも、大きな目標から下に降ろして小さい目標にしていくと実現可能なことって多いんです

          一歩踏み出すこと

          もっと人を頼れ!

          1人でできることには限界がありますよね。でも自分の立ち位置が上になってくると、不思議と万能感というか、なんでもできる気になって、失敗することが多々あります。 さらに、勉強して知識をつけると、なんでも知っている気になってしまうんですよね。 もし、自分1人で何かできたとしてもそれは小さな事だと思います。 しかし他の人を頼ってできた場合とても大きな成果になると思います。 なぜ、1人でやってしまうのか。 変なプライドもあるんですよね。 1人でやった方が楽だし、できちゃうことっ

          もっと人を頼れ!

          「最後のチャンス」と聞くと判断が狂うわけ

          わたしは中二病みたいなとこありますので、「最後のチャンス」とか大好きです。それでとんでもない失敗を毎回繰り返してる訳ですがw しかしこの本(thinksmart)を読んだ時、なるほどなーって、学びになるなーって思ったので引用して話します。 どうやら人間は「大多数の人とは違う行動をする」ほうが、感じる後悔は大きいようです。 なので、人間は後悔しないように、「後悔への恐怖」から、ときには不合理な行動をとってしまいます。そして、その後悔という感情を抱かずにすむように、できるだ

          「最後のチャンス」と聞くと判断が狂うわけ

          言うことがなければ、何も言わないことだ

          タイトルはアメリカの作家、マーク・トゥエインの助言です。 友達ならまだしも、お客様や患者、会社の上司や先輩と会話する時、会議や職場で発言する時など、無駄に話したり、無言の時間を埋めようとして、適当な意味もないこと話したりしてませんか? 私たちは、思考をすることを怠ったり、未熟だったり、ものを知らなかったりすると、頭の中は「不明瞭」になります。そうした不明瞭さを覆い隠そうとすると、言葉があふれ出してしまいます。 そうなんですよね。言葉があふれ出すんです。 自分の未熟さを

          言うことがなければ、何も言わないことだ

          処世術がないということ

          組織に属してると、A部長派とかB師長の右腕とか言う噂とか事実ってありますよね。 わたしは別に誰かの下に所属し働くって言うのも別にオッケーだと思いますし、それがその人の働き方なら全然良いことだなとは思います。 ただ、そこに入れない人間たち特有の嫉妬や妬みの標的になることはありますが。 どこかに所属している、ましてやその組織において優位なっている上司の下に入るなんて、所属の欲求がガンガン満たされますよね。(それが嫌いな人もいますけど) しかしですよ。しかし! わたしは、まぁ

          処世術がないということ

          精神科の患者は優しい?

          学生実習担当のA看護師が看護学生の皆さんに伝えていました。 「患者さんってみんな優しいから!!」 え。なんでそーなるのw この人バカなのかと思いました。 みんな優しい人間ってなにw そんな人種いるの??w その瞬間、わたしはこのスタッフの脳はお花畑なんだなと思いました。 患者だろうが、スタッフだろうが、一般市民だろうが、誰だろうが、優しい人怖い人普通の人興味ない人変な人など、多様だと思うんだけども。 なぜ患者は優しいと決めつけるのか。 それこそ偏見って言うんじゃ

          精神科の患者は優しい?

          スタッフを育てる必殺技

          スタッフ(新人)を育てるほど簡単なことはありません。なぜならわたしは難しく考えません。だから驚くほど簡単なんです。 3年目NS「なんですか必殺技って。教えてくださいよ。」 わたし「※※※…だよ。」 3年目NS「え!?w…それだけすか!?w」 あとはちょっと手を添えるだけ…くらいの気持ちでいいと思います。 その人の成長はその人自身がするとわたしは考えていますので、無駄なことはしません。聞いてきたり、明らかにダメだったら手を出します。 今の人たちって、自分が若手だった時よ

          スタッフを育てる必殺技

          白い天井と向き合いながら

          2時間30分ほど手術が終わり、麻酔から覚醒したわたしはドクターの呼ぶ声に反応した。 「痛いです。」 まぁそりゃそーよ。背中切ってんだもんね。 徐々に麻酔から覚醒するとと共に、腰や背中を殴られるような重い刺激が走る。 「ふんぬぅぅぅぅぅ」 声にならない声がでる。 消灯になり電気が消された暗がりの部屋で、何も動けず、ベッドから降りられず、身体を動かす度に、重い刺激の様な痛みと闘いながら、白い天井と向きあう。 「なんかオレ…とっても寂しいぞ」 コロナで誰も面会に来れ

          白い天井と向き合いながら