極狭ワンルームがライブ会場になった日
YOASOBIにハマっている。夜に駆けるを毎日ヘビロテしている。数えてないけど1日20回くらいは聴いてると思う。もちろん紅白も観た。
で、今日オンラインで初LIVEがあったのでチケット買って参戦した。KEEP OUT THEATERというらしい。
結論から言うと、これがオンラインLIVEのニューノーマルになるんだろうなって思ったくらい、ちょっと鳥肌ものだった。
正直、こういうLIVEってどうなんだろうなって半信半疑だった。でもなんかおもしろそうだし、今回はスクショもOKらしい。何よりYOASOBIを観たい。値段もアルバム1枚分くらいという絶妙な価格設定。しかも2回見られる。これは買いだ。そんなノリだった。
曲はもちろんいいし、カッコいい。紅白もよかったんだけど、このLIVEはTVで観るそれとは全く違っていた。
それはまるで、でっかい会場で観るLIVEみたいなピリッとした感じ。バキバキに編集したカッコいいPVを見せられている感は全然ない。リアルタイム配信でここまで臨場感が出るんだと正直驚いた。
語彙力ないけど、演出がヤバかった。建設中の工事現場を使うってセンスがカッコいいし、入っちゃいけない場所でやってる感じがツボだった。なんか…覗き見しているみたいな。
普通のLIVEじゃ見られない「後ろ姿」が見れたのは個人的に萌える。
外からのこんな様子は会場にいたらまず見られない。
ikuraさんの髪型とピアスが可愛くて、画面を拡大してスクショしてしまった。こんなこともオンラインLIVEならできちゃうんだ。
このピアスめっちゃかわいい。
「こういうスタイルにしてください!」っていつか美容師さんに見せよう。わたし今ショートだけど。
曲ではピリッと臨場感を醸しつつ、MCでコメントを読み上げたり、乾杯までしちゃうユルさ。オンライン飲み会みたい。このギャップがなんか今っぽい。
いかにも寒そうな広い建設現場で歌うYOASOBIを、極狭ワンルームで布団にくるまり、ぬくぬくとスマホで楽しむわたし。ちょっとした背徳感もありつつ、なんだかドキドキするこの感覚ははじめてだ。
あの会場に何人集まったんだろう。観客は見られないけどチャットの量がすごかったから、コメントしてない人も含めたら武道館クラスの観客がいたのかもしれない。遠くにいるけど、たしかにそこにいる感覚があった。こんな時代だからこそ生まれたLIVEだなって。
極狭ワンルームがこの1時間だけ、でっかいライブ会場になった。素敵な魔法だった。
エンディングの演出までこだわりが詰まってて、2回とも最後まで見た。途中で電話かかってこなくてよかった。もっといい音で聞きたいな。次のために高いイヤホン買っちゃおうか。
スクショした画像をアルバム保存して眺めて、余韻に浸る。
明日もまた、YOASOBI聴いちゃうんだろうな。