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恋というやさしいエゴ。

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ななびのトークだけを、まとめて読めるマガジンをつくりました。さらっと私のことが知りたい場合の流し読みに、大変便利です。
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#恋

恋におちると、どうしても唇ばかりをみてしまう。

このクセをなおしたい。

ほんとうに、なおしたい。

でも、なおせない。

たべたり、のんだり、はなしたり。

この口をつかって、だれかを口説いてきたのかなあ?

口ぶえはお上手だろうか?

唇だけが、あなたの裏側を知っている。

わたしが感じたことを

そのままあなたにも感じてほしい、というエゴに

あなたは『恋』というなまえを付けてくれました。

いっしょうけんめい時間をかけて書いたものを

そのままあなたにも読んでほしい、というエゴには

『片想い』というなまえを付けてくれませんか。

あなたに手向けたグラス一杯の想いだって、

シャンパーニュのきめ細やかな泡といっしょ。

のむ宝石は、永遠をしらない。

かわりに、『変わらぬものは、なにもない』

という不変の法則をおしえてくれる。

宝石だってのみ干せるんだもの。

この気持ちだって、きっといっしょだね。