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#備忘録 赤裸々な就活の思い出話

今回は就活について自分の体験についてお話します。
良い悪いではなく、「こんな就活の形もあるんだ」ってくらいの参考になったら嬉しいです。


まず前回お話したように、私は大学で福祉を勉強しています。
この内容を前提としているので良ければ一読して貰えたら嬉しいです...!

私はずっと「福祉で○○したい」「福祉を○○したい」とやりたいことベースで考えていました。
そんな私がなぜ就職先に福祉とは直接関係ない企業を選んだのか、お話したいと思います。


3年7月:動き出し「業界研究」「短期インターン」

就活をしようと本格的に動き始めたのは3年生の夏です。
春学期は実習に集中するため、事前に申し込むようなサマーインターンには応募しませんでした。

専門職ではなく企業就職を選択した私が最初に大きく抱いた想いは「福祉業界を変えたい」だったので、
まずは人材業界、もっと言うと介護職の紹介を行っている企業に興味を持ち、調べていました。

更に、業界についてあまり知らなかったので様々な業界の1dayのインターンにも足を運びました。

IT、住宅、保険、広告などに行きましたがなかなか興味が湧かず悩んでいました。
福祉をやりたいと思いながらも他業界に興味が湧かないことにどうして悩んでいたか。
それは漠然とした不安を抱えていたからです。

福祉への想いは本物。
でも、将来他のものに熱中するかもしれない。

この不安は就活をするうえでずっと付きまとう不安でした。
しかし最終的にいろんな方の話を聞いて納得した形で自分の中に落とし込むことができました。


3年9月:OB・OG訪問.面談 / 転機「長期インターン」

夏休み後半、9月に入ると個人に相談すること、いわゆる「OB・OG訪問」や「面談」をして頂くことが増えました。
大学、バイト先の先輩やアプリで出会った先輩や人事の方とお話ししました。

ちなみに使っていたアプリはコチラ↓↓↓
・Offer Box:逆求人型就活サイト
・Matcher:OB・OG訪問アプリ
・Wantedly:仕事探し・転職活動に使えるビジネスSNS

私はこれらのアプリを駆使して、いろんな方にお会いしました。
初めはOffer Boxで「待つ」ことが多かったのですが、だんだん勇気が出て自分から話したい人に申請するようになりました。

そんなときに、Matcherを通して今の内定先に出会います。
たまたまお話したいと思って申請した20卒の方が内定者の方だったのです。

私は単純に自己分析や面接のお手伝いをして貰っていたのですが、最後に「長期インターン興味ない?」と声をかけてもらいました。

今思えばこれが運命の分かれ道だったのかも。

私は当時先輩に紹介して貰ったもう1社でのインターンと迷っていました。
成長環境はあるとかんじたのですが、その成長が自分の目指す方向に合っているのか分からなくて決めきれずにいました。

しかし、内定先のインターン先の内容は自分のやりたいことと直結。
「今やりたいこと」を取ることにしました。

もう1社のインターンをしていても良かったと言えていた可能性は高いと思います。
でも結果的にインターンをした会社に入社を決意するわけですし、直感は大切だと身をもって実感しました。(インターンの話はまた別の機会に…)


3年10~3月:選考 / 自己分析の継続

それでも最初の方はぶっちゃけ入社するつもりはあまりなく、選考を受けながら考えようという心持ちでした。
福祉への想いが強かったため、人事の方たちもそれを分かって面談をしてくださっていました。すごく感謝しています。

そんな私は少しでも福祉に関わるような企業を中心に受けていました。
10月くらいから少しずつ受け初め、合計15社程度。

一番多かった流れが先ほど紹介ししたアプリで申請したりスカウトを受けたりして実際に話を聞かせて頂き、そのまま選考に進むというものでした。
自分が行きたいと思えるところしか受けなかったので、面接は堂々と受けることが出来ました。その分数は少ないですが…。

そして色んな選考が進む中で、少しずつ内定先に惹かれながらも「福祉」というキーワードは私にとって譲れないものでした。

「あなたは当事者意識が強いから別領域でも大丈夫」
と言ってくださったとある企業の人事の方。
「福祉への想いが捨てきれないなら飛び込んでみればいい」
と言ってくれた友人。

いろんな言葉を貰いながら少しずつ自分の気持ちを整理していました。
OB・OG訪問や面談は継続し、自己分析ややりたいことの言語化。

3月の後半に内定先の内定が出た後も、まだ迷っていたため承諾は待っていただいていました。

4年4月:決断

気持ちが大きく揺らいだのは第一志望の福祉企業の最終面接前です。
今でも尊敬する企業ではありますが、面談して頂いたときに「自分は本当にここで働くのだろうか?」という疑問がフッと湧きました。

そしてもう一度ゆっくり1日時間をかけて自分に問いかけてみました。
すると、自分の大事にしてきた価値観を思い出したのです。

「自分が満たされているときに相手を幸せに出来る」

これは私がボランティアの経験を通して学んだことです。
ずっと大事にしてきたことで、仕事をするうえでも大切にしようとしていました。

でも「選択」や「決断」が多くなるにつれ、私は少しずつ忘れていました。
この企業は自分に合う?やりたいことが出来る?と、本質を考えることが出来なくなっていました。

そしてこの自分が一番大事にしている価値観を思い出したとき、今の内定先に決めようとスッと決まりました。
内定先には楽しさを大事にしながらも相手のことを本気で想える人が大勢いるのをインターンや選考を通して感じていました。

決まってすぐ連絡したら人事の方に驚かれたのは忘れません(笑)
それくらい他の企業に決めると思われていたみたいです。

確かに私はなかなか内定先には少ないタイプだと思います。
でも、自分の立ち位置をしっかり理解して新しい角度から会社に貢献出来たらと思っています。(努力します。)

...いや福祉はどこいったんだ!と思われそうですが、私の結論としては
やりたいことは後からついてくるということです。

今後も福祉の勉強は辞めませんし、福祉に関する発信は続けていきます。その中でチャンスがあれば積極的に関わりたいと思っています。タイミングがいつになるかはわかりませんが、今できることと向き合います。

それに、福祉はまだ勉強し始めて4年。
もっと広く社会を知ることも大事なのではないかと思いました。
遠回りのように見られるかもしれないけど、意味があるものにしていきたいと思っています。


ちなみに、決まった時点で最終or最終手前まで進んでいた選考は辞退させて頂きました。
どの企業の方も丁寧な祝福の返事を頂き、受けて良かったと思わせて頂いたことに心から感謝しています。


◎まとめ

私の就活は
・機会を取りに行く
・縁を大事にする

ということを無意識に大切にしていたようです。

現在盛り上がっている「Twitter就活」に通ずるものがあるのではないかと感じています。
恥ずかしながらこんなにたくさんのノウハウがあるとは知らなかったので、就活を終えた今でも勉強させていただいています。

もし、もっと詳しく聞きたいことがあれば(なくても)Twitterやnoteで気軽にお声かけください☺

そして次は就活で学んだことをまとめようかな。


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
まだ不安定なご時世が続きますが、無理せず体を大事にしていきましょう。



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