nana

詩とか

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最近の記事

虚しい、、、

満たされないのはなぜなの〜〜〜?? 何がそんなに不満なの〜〜?? いつもそんな顔で生きてたんじゃ 一生幸せになんかなれないよ〜〜〜 健康な肉体があって 友達とも遊べて 幸せなはずなのに あなたは人生に何を期待してるって言うのよ 一体全体これ以上 何を求めてるの〜〜〜??? 失わないと気付けないなんて人間は滑稽ね 自分にないものばかり羨ましくて 過去は遠くなればなるほどに眩しく美しくなるのです サンタさんが家に来なくなったあたりから人生が楽しくなくなった 私ちゃんと笑えて

    • その毒は 人間を人間たらしめる心の膜を破壊する。 束の間の夢幻の中にあるお互いの笑顔を それが真実で永遠だということを疑わない。 世界を振り出しに戻す忌々しい光に晒されると 人間だった頃の記憶が甦る。 暗闇のなかで不穏に輝く悍ましい記憶の再生に 抗うことを許さない下等な生き物であることの実感に 生きていく自信を失った。

      • 暗暗

        存在しない悩みに突き動かされて 明日の眩しさに目が眩む。 はみ出し者に憧れたことも 独りを愛したこともあったけど 理想の獣にはなれなかった。 すぐそばにあった愛に気づかず 大切なものを蔑ろにして 自分が不幸だと決めつけた。 見せたくない自分を隠し続けたその先で 手に入れたものは一つもなかった。

        • それでもまた

          霞んだ空にも潤いを感じた日。 やっと答えがわかった気がした。 憑かれた身体は疲れを知らずに 黄色い電車に追い付こうと走り出した。 一度汚れたハートだから 再び戻ることはないけれど それでもまた どうしようもない貴方に 最低の僕が届きますように。

        虚しい、、、

          遠い日の3

          桜色に染まった風が二人を運んでいく。 もう誰の目も気にならない。 いつかは失われる時間であると気づいている。 そうして失って初めて 愛おしさに気づくことも。 何てことない一幕が 僕の人生の全てで 僕の記憶を彩った。 いつも思い出すのは 狭いアパートの一室で 朝まで飲み明かした どうしようもなく普通の日のことで そんな記憶が遠くなればなるほどに 淡い記憶の光が僕のこころを切なく照らす。 今日も一人 生ぬるい風に吹かれながら。

          遠い日の3

          普通

          楽しくない日常に背を向けて、突拍子もない幻想という名の夢を抱き何とか今日まで命を繋いできたけどもうその必要もなくなったらしい。そんなものに縋らなくても生きていけるようになった。色も音もなかった日常に鮮やかなメロディを奏でてくれる人がいるから。そんな人たちのお陰で怯えるほど人間が怖くはなくなった。色んな普通を教えてくれた。それが何より幸せなことも。

          普通

          答え その2

          僕はボクを愛している。 だから僕はボクを苦しめるんだね。 誰よりも幸せになってほしいから。 今僕が苦しいのは ボクを愛してるからだったんだ。 目先の恐怖に惑わされず その先の自由を追いかける。 究極の愛。 ボクへ、幸せになってね。

          答え その2

          僕君

          僕は君になりたかった。 楽しいはずのことも全て もう一人の僕が壊しに来る。 何もしていないのに傷だらけになって 何もないかもしれないけど 何かを期待せずにはいられない。 決まっていることなんて存在しないから 僕が馬鹿なふりを続ければ 世界は平和に変わるのかな。 僕は君になりたかった。

          僕君

          ゴール

          旅に出る準備は整った。 もう戻ってこれないかもしれないけど 気持ちが揺らがないうちに出掛けよう。 君に出会えたおかげで 僕は人間になれた。 幸せの形を目の当たりにして 信じてきたものが崩れ去った。 欲しくもなかったものを手に入れて 記憶がなかった頃に引き戻された。 それでもまだ 幸せにはなれていない。 2つに分かれているように見えるこの道が どこかで繋がっていますように。 たった一つのゴールに辿り着けますように。

          ゴール

          ニコニコ

          見るものもない真っ白な空間に たった一人で佇んで 妄想の世界を映し出す。 カラフルに彩られたその世界は 僕の心と頭そのものだった。 堕ちる必要なんてないのに 自分を苦しめるのが好きだから それが幸せの種だと知ってるから。 早く咲きますように。 早く軽くなりますように。 空を飛べるようになるその日まで 見えないものを信じ続けて 見えないものに愛されますように。

          ニコニコ

          限界

          吐き気を催すほど 息苦しく生き苦しい。 爆発して弾けとんでしまいたい。 暴れだしたい衝動は もう押さえられないほどに 膨れ上がっている。 違和感の正体は 心のなかで動き出した 欲望の虫だった。 光速で走り抜けて 誰よりも強く証明する。 その時まで どうか蝕まれ続けてね。

          限界

          否定

          寒さが残る暗い光で溢れる街で 知りたくもないことを知りながら 小さくなった手を見つめ 何度めかわからない期待に心が弾ける。 寂しさの裏に隠された 近づきたくない魂の震えに 下を見ることも許されない。 存在自体が怪しくなって 中途半端に着飾ったのは 信じたことの否定だった。

          否定

          空っぽ

          鼠色の柵を越え 見知らぬ誰かに見惚れながら 空っぽの頭で駆けていく。 胸で感じる温かさは きっと明日には冷めきって 最初の場所に戻ってしまう。 何もなかったあの頃に。 目に見える正しさと 危うい妄想の世界だけで 変わらぬ毎日に沈み混んでいた。 氷の風に背中を押され 陰鬱とした気持ちのまま でたらめばかりの笑顔で溢れる 暗い光の煌めく街に。

          空っぽ

          気づかないふり

          終わっていく恐怖の真っ只中で ほんの少しだけ感じた甘い匂い。 全てに繋がる一つの道を 迷いのなかで歩いていく。 感じる視線。囁く声。 気づかないふりを続けながら 孤独な生き物を演じてる。 鎧は一つも身に付けず 敵を作らぬ温かさで 妄想のなかでひっそりと 煮えたぎった鍋をひっくり返す。 いつかは妄想だけではなく 現実でも。

          気づかないふり

          部屋

          真っ逆さまの頭がいつも、 桃色の季節を甦らせる。 窓から見える景色が変わっても、 来るべきその時を待ち続ける。 醜いほどに意地らしく、天を仰ぎたくなる毎日に、聞きたい声だけを身体に流す。 続いていくように思えたことも、 悪戯な笑顔で無かったことに。 左の眩しさに切り裂かれながら、 浮遊感に溺れて。怯えて。 #今こんな気分

          部屋

          朝方

          全てが崩れる音を感じた。 大切にしてた何か。君がくれた何か。 今でもわからない。 助けを求めて叫んだ。 全てが繋がった。 幸せを理解した。 不幸を抱き締めた。 傷を愛した。 愛しくて、美しい、親愛なる君へ。 嘘に嘘を重ねて、間違い続けてね。 僕が君を抱き締めていられるように。

          朝方