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【叱らない選択】上司時代に気をつけたこと、部下として考えていたこと

今回は「叱ること・叱られること」をテーマに、私の会社員時代の経験をシェアします。最近は「叱られない風潮」が注目されていますが、私自身がどのように向き合ってきたか、そして何を学んできたのかをお伝えします。
読んでくださった方の力になれたらうれしいです。

店長時代に大切にしていた「叱らない」スタンス

私は大学卒業後、新卒でアパレル販売の仕事に就き、2年目に店長になりました。その後8年間店長を勤めていたのですが、その間、部下を「叱る」のではなく「提案する」スタンスをとっていました。感情的にならず、論理的に話すことで、部下が萎縮することなく自分で考え、行動できるように促すように接するイメージです。

仕事は人生の大部分を占めるものなので、部下にとってその時間を少しでも楽しく、充実したものにしてほしいと考えていました。

部下の成長を支える「ライフハック」的指導法

私の中では、部下への指導は「ライフハック」を教える感覚でした。つまり、働きやすくするための小さなコツを共有することで、成長しやすい環境を作りたいと思ってました。

その結果、部下との信頼関係につながっていたかなと思います。叱るよりも、対話やサポートを重視したことで、部下のパフォーマンスが引き出されていくのを感じました。

新しい職場での「叱られる立場」体験

その後、保険業界に転職し、私は新人として一番下の立場に。今度は「叱られる側」を経験することになりました。今となっては良い経験だったと思えますが、実際、感情的に叱られると落ち込みますよね。

私が感じていたのは、ただでさえ自己反省しているのに、さらに追い詰められるような感覚になるということ。失敗の原因や自分なりの考えを持っているのに、それを伝える前に叱られてしまうのはつらいものです。

「もっと話を聞いてほしい」という気持ちを味わえたことで、自分だったら…と考える機会になり、同僚へのスタンスが確立できたと感じました。

「叱られない風潮」への私の考え

「叱られない風潮」については、私は肯定的に捉えています。感情的に叱ることよりも、対話やサポートによって人を育てる方が、長い目で見て効果的だと感じています。もちろん、叱ることで成長することもありますが、叱らなくても成長できる方法はあると信じています。

まとめ

叱る・叱られるというのは、職場で避けられない場面ではありますが、私自身の経験から学んだことは「感情的になるのではなく、対話を重視する」ということです。お互いの信頼関係を深めることで、より良い結果を生むことができるのではないかと思います。

この記事が、皆さんの職場でのコミュニケーションに少しでも役立てば嬉しいです。

それでは、また明日。

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