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あのときの自分に感謝したい。

今の自分は、過去の自分の選択によってできている。
あのときこの道を選んだから、今ここにいる。
もし過去の選択が違っていたら、きっと今ここにはいない。
すべては巡り合わせなのだと思うと、あのときの自分の選択に感謝したくなった。

私の「あのとき」はたくさんある。
大きなものだと、10年前に福岡に引っ越したこと。
キャリアが長くなったアパレル販売を辞めたこと。
FPの資格を取って会社の外の世界を知ったこと。
ブラックな職場から23時に泣きながら帰ったこと。
未経験からどうにかフリーランスのライターになったこと。
ライターの仕事がきっかけでバイクに乗り始めたこと。

いろんなことがきっかけで運命が分かれていて、進む道が異なっていく。

もし地元の成田に残っていたら、きっとアパレルの仕事を続けていたと思う。転職もせず、資格も取っていなくて。でもきっと泣きながら帰ったり、未経験から大変な仕事にチャレンジする必要もなかった。
そしてバイクにも出会わず、このnoteにも出会わず、今読んでくださっているあなたと出会うこともなかったのかもしれない。

それぞれ一つずつの選択が違っていただけでも、今この場所にいる確率は減っていたと思う。そう考えると「あのとき」の私の選択に感謝したい気持ちになった。この道を選んでくれてありがとう。

過去は思い出すと後悔してしまうこともあるけど、どうにも変えられない。でも今からでも自分なりの解釈で過去を変えられると思う。
当時は後悔しかなかったことも、今となれば人生の良きスパイスになっているのではないだろうか。

まだそう思えなくても、生きていく時間が長くなればなるほど、気にならなくなることも増えているように感じる。

どうにもならない後悔の記憶は少しずつうすくしていって、今自分が存在しているのは過去の自分のおかげだと感謝したい。

未来に期待して、今を受け入れて、過去に感謝して生きていこう。
今日の出張の帰りの新幹線で、そんなことを考えていた。


ここまで読んでいだだき、ありがとうございました!もっとすてきな記事をお届けできるように、頑張ります!