入社1年目の教科書


私も今、入社一年目ということで、今回はこの本を読みました。仕事のやり方として50個の行動や考え方が書かれています。仕事で成果をあげる上で大事な考え方は、社会一年目だけでなく、仕事をする人、全員に関係する内容だと思います。

今は研修中で、まだ現場には出ていないのですが、今の段階から意識できることも多く書かれていました。


この本を読んで、特に印象に残った3つ「頼まれたことは必ずやりきる」「つまらない仕事などない」「自分の価値をあげ、価値を発揮する」について、書きたいと思います。


頼まれた仕事は何があっても必ずやりきる。

仕事をやりきることで、周囲の信頼を得ることができます。周囲から信頼にたる人物だと判断されれば、次の仕事が回ってきます。新たな仕事に取り組むことで、経験値が積み重ねられていきます。その経験値をメモし、覚えたこと学んだことを自分のスキルとして定着させることで、仕事のスピードや効率、生産性を上げていくことができるという好循環に身を置くことができます。

「限られた時間を有効に使う」という言葉が本文中にも何度か出て来ましたが、生産性を高める具体的なスキルよりも、まずは仕事を任され沢山の経験値を積むことが、生産性を上げるための1番最初の第1歩であると思います。「信頼されること」というのは、それまでの実績が必要で、基本的なことが出来ていないと一度で信頼が崩れ落ちることもあります。長期的に信頼を築いていくためにも「頼まれた仕事は何があってもやりきる」ということを、常に意識したいなと思いました。私は、物事を途中で投げ出してしまうことが多くあるので、特に気をつけたいと思います。


つまらない仕事などない。

仕事をつまらなくしているのは自分である。もし、自分なりの付加価値を付けることを意識すれば、つまらなく感じないだろう。仕事に対する見方を変えるだけで、簡単に仕事が楽しくなるし、学ぶべきことも多くなると思います。「何のために」といった目的を持って仕事に取り組み、私も自分で仕事を楽しくしていこうと思いました。今の研修中も、つまらない内容だなと思うのではなく、「そこから何か学べないか」という姿勢で臨みたいと思います。



自分の価値をあげ、価値を発揮する

自分を常に磨いていく必要がある。脳に負担をかけるような読書をしたり、ペースメーカーとして資格試験に申し込んだり、情報を取り入れ、学び続ける、自分の価値を上げていくことが重要だと思います。

さらに、社会人の勉強は、アウトプットがゴールということも肝に銘じておきたいです。最初のうちは間違えていたとしても、どんどん発言していくことが大事です。新人ならではの意見であったり自分が足で稼いだ現場の情報であったり、新人だから分からない何も出来ないではなく、新人のうちから自分の出来ることで、自分の価値を発揮していき、会社に貢献することが大事だと感じました。

さらに、会社にとって価値がある人材とは、「全体的な視点で物事を考えれられる人」です。全社的な目的に自分の仕事が貢献出来ることをマクロの視点で考えながら行動する。そのために、「既に全体像を見る視点を持った人と触れ合い話し合うこと」や、「自分とは目線や立場、考え方の違う人の話を参考にすること」が大事であると感じました。家族であれば、違う業界で働く姉の意見であったり、いざとなった時に相談出来る友人であったりといった交友関係も大事にして、立場の違う人の意見も取り入れつつ最終的に自分で判断していこうと思いました。



まとめ

自分はどのような人物になりたいか。

社会人にとって最も大切なスキルは、「一緒に仕事をして楽しいと思ってもらえるかどうか」と書かれてありました。私自身が目指す人物像としても、一緒に仕事をして楽しいと思ってもらえる人になりたいです。そのためにどのような行動を取ればいいのか、と考えていくと、本に書かれていたような「相手に敬意を払う」「敬語をきちんと使う」であったり、「仕事をやりきる」であったりといった行動が自然と出てくると思います。

また、自分の価値を高めることも、「一緒に仕事をしたら成果が上がる」という期待値を高めるためにも重要なことだと思います。

そして、万全の状態で仕事に取り組めるように、「仕事は全力で、休息はしっかりとる!」「コンディションを整える」といった自己管理をきっちり行いたいです。


まとめとして、私は「一緒に仕事をして楽しいと思ってもらえる人になる」。そのために必要だと思うことをやっていきます。

そして、「初心忘れるべからず」ともあるように、実際に現場に行った後、そして、入社して10年以上が経ってからであっても、この本で学んだ仕事の基本を忘れないようにしたいと思います。





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