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大晦日

忙しい年の瀬、仕事納めをしてはや2日。
あわただしく過ぎゆく日々に、大晦日の日を迎えた寒い朝。
今年一年を振り返り、いろいろあったことを思い出しては、心の中でなんとも言えない複雑な気持ちが混じり絡まりあうそんな朝。

生活面、特に農業という仕事面においては厳しく順調とはいえない年でしたが、今年も無事に仕事を終えることができました。
家族で営む農業はまわりの仲間にも支えられ、来年はきっと良くなるよと、農家同士先の見えない期待を会話の中で互いに励まし合う。
最近では高齢化が進んだことや、まだまだできる農家さんも経費がかさみ機械を維持できずにやめていく。また農地を売却する農家さんもいたりと、離農がだいぶ進んでしまいました。

私のところは土地改良のおかげで水田農業をするには条件が良いところ、今までこんなことはなかったのに、この秋終わりから、続けることの難しさ田舎の厳しい現状があちこちで聞こえてくるようになりました。
田んぼの条件は良いので、それでも農地の受けてはいます。田んぼを荒らすことはないから景観は今までと変わらず、小さい農家はやめていくしかないなんてことになっているのが今の現状。
残念なことにそうなってしまいました。
若い農業者も近年増えてきたところなんです。
拍車がかからないように続けていける農業の未来を考えていかないと、と強く思う今年の年の瀬となりました。

色づき始めたキンカンの実を眺め、義母がキンカンは焼酎で煮てつけたのを飲むと体にいいと、赤らむのを楽しみにしている様子でした。

私も赤らむキンカンの実を見て、今朝は春に亡くなった父を想う。歳のせいか、最近祖母や亡くなった人たちをよく思いだす。
懐かしい白黒の小さな写真を母の手から先日渡された。写っているのは若い頃の母と伯母、若くして亡くなった叔母、そして笑顔の祖母と祖母を慕っていた祖母の姪である今は亡き優しいおばちゃん。
子供のころ何度かアルバムを開くとそこにあった写真。剥がれてしまったのか、何枚か重なった中にその写真はあった。
私のお守りにしよう。
母にたのみ今私の手元にある。
皆素敵な笑顔、当時のことは知るよしもないが心が落ち着く。
家族の良いところもそうでないところも、今となっては懐かしい。
私にとって祖母には感謝しかない。
優しく導いてくれた。

歳のせいかの二つめ、高齢の義母がつくる田舎料理を元気なうちに教わっておきたいと強く思うようになった。
今まで難しく思い、めんどうで手を出せずにいたから。
ちょっと後悔している。
来年は田舎料理を義母に教わってみようかな!って。
あっ、もうこんな時間!
いそげ~☺️

年越しそば


今年も一年ありがとうございました。
なかなかnoteをできずでしたが、また来年もおつきあいしていただけましたら嬉しいです♪︎

皆さまよいお年を~🍀

           七色そよ風**~



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