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偽りの自分。

今日はアルバイトに行ってきた。

カフェでアルバイトをしているが、
やっぱり人と喋ることは楽しいし、
接客も好きだなと感じる。

バイト先では、
私が元看護師であることは知られているし、
医療従事者というイメージから来る、
誠実で、優しくて、明るく、
人と接するのが得意という印象を持たれているし、
私も別に無理して明るくしているわけでは無く、
その姿が好きでやっている。

しかし、うつ病であることは一切話しておらず、
それを隠して、明るく振る舞っている姿を
俯瞰で見ると、偽りの姿だなと感じることもある。

以前、こちらの「私の家族。」という
投稿でも触れた通り、
家族にも、うつ病ということを話していないし、
どこか一緒にいて居心地が悪いというか、
気疲れしてしまうこともあり、
家族にも素の自分は見せられていない気がする。


うつ病のことを打ち明けた友人はいるが、
うつ病のことを打ち明けただけであって、
家族との確執や私の本心を話したかと言われると、そうでも無いため、やはり、こちらも本当の姿を
見せられているとは言えないと思う。


"本当の自分"とは何だろう?
とも思う。

今はうつ病であることをひた隠しにして、
明るく振る舞っていることに対して、
"偽りの自分”だと感じることが多いが、
うつ病の自分が"本当の自分"なのかと問われると、そうとも言い難い。

うつ病になる以前の、
頑固で、意地っ張りで、マイペースだけど、
自分で言うのもなんだが、真面目で勤勉で、
行動力があって、好奇心旺盛な私も
"本当の自分"なのではないだろうか。

そんな自分が好きでもあった。

"本当の自分"がどこにあるのかわからない。

果たして"本当の自分"なんてあるのか。

もしかすると、
"本当の自分"なんてどこにも無くて、
全て"偽りの自分"を
繋ぎ合わせただけなのかもしれないなんて、
ふと考えてしまう夜でした。

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