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【音楽の中華街 #1】Number_iの「No.O -ring-」を聞いて感じた世界と日本

ちょっとワクワクしているnanashiです。
第一回はNumber_iさんの「No.O -ring-」について語っていこうと思います。



アルバムとの出会い

まずこのアルバムとの出会いはYouTube shortsです。
アルバムにある「BON」でダンスしている人を見たときに一耳惚れ?しました。

初めて聴いた時は誰なのか正直パッと分からなかったです笑
事務所問題で移籍どうこうしていたのは知っていたのですが、今どんな音楽をしているのかは知りませんでした。

参考にさせていただいた記事

有識者の方々の方がより深く理解していると思うので参考にさせていただきました。ありがとうございます。

アルバムを聞いてみて

このアルバムや活動を知って気になったことがあります。

インターネットやSNSの使い方を見てみると英語をメインにして情報発信をしています。
またアルバム全体7曲で22分46秒かかります。
一曲平均を出すと約3分15秒でJ-POPで言えば比較的短い方で、世界的には普通くらいの長さでしょうか。
これらを見ると世界に対しての意識が強いように思います。

ただ今回のアルバムを聞いてみて私が思ったのがJ-POPらしいなということです。
あくまで私の考えですが、洋楽と邦楽は歌詞とそれ以外の音の重要度の比重が異なっていると思っています。

邦楽代表としてAdoさんの「唱」を聞いてみて下さい

対して邦楽代表としてビリー・アイリッシュさんの「BIRDS OF A FEATHER」を聞いてみて下さい

全ての邦楽や洋楽が二曲の例程分かりやすくはないと思います。
ただ私のイメージ的には邦楽は歌詞とそれ以外の音が5:5くらい、対して洋楽は4:6か3:7くらいのイメージがあります。

どちらが劣っているなどの話ではありません。
例を挙げると二つのラーメンがあって一つは「スープと麺、口直し用の海苔が乗ったラーメン」、対しては「どさっとさまざまなトッピングが載せたスペシャルラーメン」って感じでしょうか。

ラーメンはあくまで麵がメインの料理です。麺を食べに来ているわけです。
そこで麺単体にすることで美味しさを知ってもらう「引き算の美学」か、麺に合う食材を載せて食材によって麺の違う一面を見せる「足し算の美学」かという違いだと思っています。

今回のアルバムを聞いた時にパッと感じたのは「割と足し算をしているんじゃ?」と思ったわけです。
全てではないですが、音を足している印象の方が強かったです。

そこであくまで仮説ですが、日本っぽさで世界を目指しているのではと思いました。
張本人に対して聞くことはできないので真相は全く分かりませんが、私はそっちの方が嬉しいですし今後の邦楽の可能性が見えてくると思うので頑張っていただきたいと思います。

今日のおすすめ

このアルバムを聞いてみてやはり印象が強いのは「BON」ですが、私としては「SQUARE_ONE」が結構好みでした。

作詞作曲がPUNPEEさんで、私的にはPUNPEEさん味と元々持っている三人の歌唱法や表現方法がいい感じにフュージョンした様子を感じた一曲です。

PUNPEEさんの独特な言葉選びやどうしても歌い方が変になってしまいがちなラップパートがとても光る曲で、参考にさせていただいた記事にもあるように「中毒性」のある一曲だと思います。

1分19秒あたりの急に曲調が変わるあたり、PUNPEEさんの曲をすごい量を聞いているわけではないですが同じく提供している「水曜日のダウンタウン」のOP感を感じました笑

最後に

今回は第一回に相応しいNumber_iさんの「No.O -ring-」を聞かせていただきました。
今後もこの調子で記事を書いていくので読んでいただけるとありがたいです。


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