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書けるのは幸せ

前回のnote『音楽について書きたい、読みたい』、公式さんにTwitterでシェアまでしていただきました。

「音楽と文章への愛が詰まったnoteです」

添えられた文があったかい。
あぁ、本当に読んでくださった方がいてのピックアップなんだ。こんなふうに感じていただいたんだって知れて嬉しい。
たくさんの方に読んでいただけて、ありがたいです。


私が最後に応募するつもりの音楽文ですが、なかなか苦戦しております。
もう1ヶ月以上前から書き続けているんですけど、言いたいことがとっ散らかりすぎてて全然まとまる気がしない。
なのに文字数は1万字超えちゃってる(音楽文の文字数制限は1万字)から、完成させたあと削ってくのも大変そう。
そもそもそのアーティストについては1年程前にも書こうとして書けなくて一度は諦めてしまっていたので、いろいろ不安も付き纏います。

それでも、文章を書くこと自体がいろんな意味で難しかった数年前の自分から見たら、幸せな悩みかもしれないと思うのです。

文章に向き合える時間や、環境、心の余裕?が少なくともあるということだから。
もちろん、文章ばっかり書いていられるはずもなく……家事や育児や仕事や趣味の合間を縫ってなんとかかんとか、体調が良くなかったり気持ちも浮いたり沈んだりしながら、からがら書いているのですが。

それでも、いま私が「文章を書ける状態にある」っていうのは、とても幸運なことだと思っていて。私にとっては。

比べるように聞こえたら申し訳ないのですが、いま本当にそれどころじゃない人とか地域とか国とかも存在しているはずで。
そんな中自分は文章なんて(すみませんキツイ表現)書いてていいんだろうかって。
いろいろ考えると筆が止まりそうになるけれど、私が筆を止めたところできっとどうにもならなくて。

地球のどこかで飢えて亡くなる人がいる。それに胸を痛めて私が食事を自粛したとして、それでその人たちが救われますかって言ったら多分ちがうと思うし。

書ける私は、書く。
書いて何にならずとも。
私だっていつ書けなくなるか分からないのだから。
中途半端な遠慮とか、同情とか、むしろ失礼かもしれません。

苦戦してはいるけど、楽しいですよ。
大好きなアーティストについて書いて、曲を聴いて、もっと好きになって。幸せな時間です。

毎日向き合ってたらちょっとずつ形になるしいつか完成するはず……と信じてもう少しがんばってみます。



(あんまりギリギリにはなりたくないな)

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