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それでも、続けること

私の心はいつまで同じ場所にいるのだろうか。

「神は細部に宿る」…本当に素晴らしい人のこだわりは、目には見えにくい。

私は愛されたかった。
ただただ愛されたかった。
悪いところばかり見ないで、良いところを見て欲しかったんだ。

ある日、雪が舞うように降ってきた。
空を見上げると限りなく落ちて来る、
優しい結晶だった。
まるで心を平にされるかのように美しい。

大切な人に裏切られ、力尽き、寒さすら忘れてしまった私は、どうやら気付いたようだった。
まだ、生きているのだと。
この先の未来に私がいても、いなくても変わらない。
孤独と闘いながら、耐え切れず涙を流し、
温もりを求め、独り外で座っていた。
犬一匹寄って来ない。
一体、私には何が残っているのか。
問いかけても分からない事に、逃げてばかりだった。

でも、生きる事は止めていない。
こんなに自分が見ている世界はどこかボヤけているのに。

何かを続ける事は難しい。
それは何かを求めているから。
周りが変わる事を求めてしまっているから。
生きる事を止めるのではなく、

生きる事を続けてみませんか?

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