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物語の舞台へ

『偶然ではなく、必然』

一度は聞いたり見たりする言葉。

私がそう思ったのは、

ある人を好きになった時だった。

人生の中で誰かを愛したら、それだけで素晴らしいこと。

夢中になって、
ひと目、姿を見れただけでドキドキして、
頭に沢山の『好き』が溢れていた。

気づいたら目で追っていて…。

自分で自分の気持ちを知った時、
神様はまるで、味方をしてくれるかのような
チャンスをくれる。

なぜか2人きりになる時があったり。
なぜか連絡先を知るきっかけがあったり。
なぜかご飯を食べに行くことになったり。

好きな気持ちを持ち続けると具現化するのだと分かった瞬間でもあった。


今、一瞬でも姿を見れば自分は頑張れる。

『もし今、メールが来たら…疲れなんて吹っ飛んでしまうだろう』


あなたが居ると笑顔になれる。
あなたを想っている自分のことが、大好きになる。


その気持ちを知るまでは絶対に人生を捨ててはいけない。

『中途半端』な時が1番辛い。

ただただ、善し悪しの便りを待ってるとき。
終わりを待ってるとき。
願っているとき。

辛いかもしれないけれど、必要な時間だと自分に言い聞かせる。


なんだか、崩れてしまいそうだ…。

でも、それは一番幸せな事かもしれない。
『誰かを好きになる』
それだけで素晴らしい事なのだと、教えられている気がしてたまらなかった。


愛する人が現れたこと、
中途半端でハッキリしない辛い時間、
自分自身の事を好きになること。


それは神様が自分宛にくれた人生なのかもしれない。


用意された人生は、これからも続いていく。

このラブレターのような舞台ではなく、
私の心の中へと…。

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