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noteは優しい

こんばんは。ナナリョウです。

noteを使い始めて6日目。ジメッとした投稿が続いていたので、自分自身のことやnoteを使ってみての感想などを少し、書かせていただけたらと思います。

【父が不倫した】プロローグでも書いた通り、noteを始めたのは、父親の不倫をきっかけに出てきた家族問題について自分の気持ちを整理していきたいと思ったからです。

と、同時に、もうひとつ理由があります。

実は去年、一度自分の名前で本を出せるチャンスが巡ってきました。

私はもともと出版社で編集の仕事をしていたこともあって、フリーランスになってからも、ライターとしてより編集者としての仕事が主でした。

そんな中、以前から書籍化したいと考えていたテーマについてある編集者さんに相談したところ、「ナナリョウさんの経験も踏まえてルポとして書いて欲しい」と言ってくださったのです。

その経験というのが、私自身の家族との問題でした。

その本は、取材先の方が自身の名前で本を出したいとおっしゃったことで立ち消えになってしまったのですが、

*自分の名前で本を書けるかもしれない
*自分の体験に興味を持ってくれる人がいた

ということに、なんとも言えない喜びを覚えました。

これまで、ゴーストライターとして本を書かせていただく機会はありました。ただ、読者の皆さんからの文章に対する反応は、「読みやすい」のみ(内容はまた別のお話)。もちろん、ゴーストライターとしてはそれが一番大事だと考えています。

けど、それは同時に、引っ掛かりがない、特徴のない文書とも言える気がして、「ゴーストライターとしてはいいけど、自分の名前で本を出すのは難しいかもなぁ」と、ネガティブに捉えてしまっていたのです。

じゃあ、誰かの言葉を代弁するものではなく、私が面白いと思える(か、どうかはわからないけれど…)、私の文章ってなんだろう。

「仕事」ではない場で自分自身の文章を書くことで、改めて向き合ってみたいと思うようになりました。

今、暗い話を書いているので、楽しい!と言うのも変な話なんですが、ここに文章を書くということが、とても楽しいです。

そして、Twitterほど厳しくもなく、インスタほどハッピーでもないけど、noteは投稿されている方も閲覧されている方も本当に優しいんだなと感じています。

自分の内面をさらけ出しているだけで、誰か読みたいと思ってくれる人はいるんだろうか。

そう思いながら始めた私のnoteを、読んでくださって、さらにスキ!をしてくれる方までいる。

まだドロドロした話は続くんですが、その皆さんの反応に心が洗われているような気がします。

今日から本格的に仕事が始まり、これから公開ペースは少し落ちるかもしれませんが、地道に続けてみたいと思っています。

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