かぞえうたの詩

気づかないふりをしていたの

初めましてをする時間も無かったんだ

星が空を回るように

月に届かないみたいに

僕らはいつだって恋する暇も無く眠りにつく

だから驚いてしまった

悲しんでしまった

誰も悪くないよと

言い聞かせながら

布団の中で

君の言葉を数える

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