忙しいママでも時間に余裕! 手帳を味方にする活用術

「毎日があっという間で、自分の時間なんて全然取れない……」

そんな思いを抱えたことはありませんか?
家事に育児、仕事にプライベート。ママたちは常にやることに追われ、気づけば一日が終わっている。

けれど、その忙しい日々を少しでも整え、さらに自分の時間を生み出すことができるとしたら――そんな魔法のようなツールが、実は手帳なんです。

手帳といえば「予定を書き込むだけのもの」と思われがちですが、実は使い方ひとつで、ただのスケジュール管理ツールから「時間を生み出すパートナー」に変わります。

私は手帳をうまく活用して、仕事と家事・育児で忙しい中、自分の時間を1日に1時間は確保できるようになりました。

今回は、忙しいママでも簡単にできる、手帳の活用術をご紹介します。特に「仕事の予定」と「プライベートの予定」を一緒に書くというポイントを押さえることで、日々の生活に余裕が生まれ、やりたいことも叶いやすくなります。

まず、準備するのは「マンスリーページ」と「ウィークリーページ」がしっかり分かれている手帳です。

特にウィークリーページはバーチカルタイプ、つまり時間軸が縦に並んでいるものを選びましょう。サイズはA5がベスト。十分な書き込みスペースがあり、情報を一目で俯瞰できるのがポイントです。

手帳を使う第一歩は、まずマンスリーページに仕事とプライベート両方の大まかな予定を記入することから始まります。

例えば、子どもの習い事や学校行事、家族の外出予定だけでなく、自分の仕事の締め切りや重要な会議などもすべてここに書き込むのがポイントです。

ここで「分けて書いたほうが整理できそう」と思うかもしれませんが、あえて一緒に書くことで家族全体と自分の動きがリンクし、無駄な移動や隙間時間を見逃さずに済むようになります。

次に、ウィークリーページに一週間分の予定を具体的に落とし込んでいきます。
このとき重要なのが、予定を書き写すだけではなく、「ほかにやるべきことはないか」「空き時間にできることは何か」を意識しながら記入することです。
例えば、子どもの習い事の待ち時間がある場合、その間に「読書をする」「来週の買い物リストを作る」といったタスクをあらかじめ書き込んでおくと、時間を有効に使うきっかけになります。

ウィークリーページで「空き時間」を見える化する

バーチカルタイプのウィークリーページを使う最大のメリットは、自分の「空き時間」を見つけやすい点です。

例えば、朝の出勤前に20分余裕があるとわかれば、その時間をゆっくりコーヒーを楽しむ時間にしたり、短いストレッチで体を整える時間に当てたりすることができます。

また、子どもの習い事の待ち時間を見つけたら、そこで本を1冊持参し読書をすることで、自分の「好きなこと」を日常の中に組み込めます。

実際に私はこのやり方で、
「習い事の待ち時間で読書ができるようになって嬉しい」
「有給休暇を取った日に、手帳を見ながら効率的に家事や用事を片づけたことで、そのあと家族とゆっくり過ごす時間が取れて良かった」
と実感できました。

空き時間を事前に把握し、手帳に予定として書き込んでおくことで、忙しい日常の中でも「自分時間」を作りやすくなるのです。


手帳に書くことで叶う「未来」


手帳に書き込むという行為は、ただ予定を記録するだけではなく、心を整理し、自分が本当にやりたいことを形にする作業でもあります。

例えば「久しぶりに友達とランチをしたい」「資格の勉強を始めたい」といった願望も、ただ頭の中で思っているだけでは、日々の忙しさに埋もれてしまいます。

しかし、「〇月〇日、ランチの予定を入れる」「平日の夜30分、勉強時間を確保する」と具体的に手帳に書くことで、実現の可能性がぐっと高まります。
さらに、手帳に「仕事」と「プライベート」をまとめて記録しておくことで、有給を取るタイミングを計画的に決めることもできます。

「この日は会議がなく比較的落ち着いているから、休みを取って家の片付けをしよう」といった調整をあらかじめしておけば、有給の日に「何をしようか迷って終わってしまった……」という後悔も防げます。

むしろその一日をフルに活かして、家族とのんびり過ごしたり、自分だけの楽しみを満喫したりする時間を手に入れることができるのです。


手帳を使えば、「余裕ある日常」が手に入る


手帳を開くことは、ただ予定を確認する作業ではありません。それは、日々の「やるべきこと」を見える化し、さらに「自分がやりたいこと」を叶える時間を見つけるための第一歩なのです。

仕事もプライベートも一緒に書き込むことで、全体のバランスを整え、無駄な時間を減らすことができます。そしてその空いた時間は、あなたの心を満たす小さな幸福のために使えるのです。

忙しい毎日だからこそ、手帳を「時間を生み出す味方」として活用してみましょう。

その一冊が、慌ただしい日々に余裕をもたらし、充実感あふれる未来を引き寄せるはずです。

さあ、2025年からあなたの新しい手帳生活を始めてみませんか?まずは今日、手帳を選びに行ってみてください。

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