三留七生(みとめ・ななお)

リスナー、学人、同人作家。 大学で哲学を専攻したが、いずれ学び直したいと考えている。極…

三留七生(みとめ・ななお)

リスナー、学人、同人作家。 大学で哲学を専攻したが、いずれ学び直したいと考えている。極内向的。

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最近の記事

「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。」(詩篇119.71) 「苦しみ」が「しあわせ」……? 詩篇の全体を読まないと理解できないだろうか(読んだとしても、門外漢がどれほど理解できるのだろうか)。

    • 「イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。」 「イエスは言われた。「起き上がりなさい。床〔とこ〕を担いで歩きなさい。」」 (「ヨハネによる福音書」5.6、5.8) 暗中摸索している自分に、響く言葉です。

      • 小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(93)

        筆者「物事をパシッと決めるか、曖昧なままでいるか……」 留一「珍しく真面目なことを考えていますね」 筆者「小池さんが今回、そういう設問を投げかけていたのでね」 留一「三留さんはどちらなんですか」 筆者「その判断もつきかねるくらい、暗中を生きている感がある。ただ、明確な答が欲しいと思うことは度々」 留一「たとえば」 筆者「『人生の使命』とか『正しさとは何か』とか『善とは何か』とか」 留一「もう少し気楽に考えましょうよ、『小池祐子のらくがきラジオ!』を聴くときのように」 筆者「い

        • 「フィリポが走り寄ると、預言者イザヤの書を朗読しているのが聞こえたので、「読んでいることがお分かりになりますか」と言った。」(新約聖書「使徒言行録」8章30節) 「「コヘレトの言葉」がわからない」と書いた翌日にこの一節に出会い、頭を殴られたかのような衝撃を受けました。

        「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。」(詩篇119.71) 「苦しみ」が「しあわせ」……? 詩篇の全体を読まないと理解できないだろうか(読んだとしても、門外漢がどれほど理解できるのだろうか)。

        • 「イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。」 「イエスは言われた。「起き上がりなさい。床〔とこ〕を担いで歩きなさい。」」 (「ヨハネによる福音書」5.6、5.8) 暗中摸索している自分に、響く言葉です。

        • 小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(93)

        • 「フィリポが走り寄ると、預言者イザヤの書を朗読しているのが聞こえたので、「読んでいることがお分かりになりますか」と言った。」(新約聖書「使徒言行録」8章30節) 「「コヘレトの言葉」がわからない」と書いた翌日にこの一節に出会い、頭を殴られたかのような衝撃を受けました。

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        • 連載「小池さんのラジオ」
          三留七生(みとめ・ななお)
        • 読書感想文
          三留七生(みとめ・ななお)

        記事

          旧約聖書「コヘレトの言葉」って、どう解釈したらよいのでしょうか……楽観的とも悲観的とも読めて、無知蒙昧な私は混乱するばかりです。

          旧約聖書「コヘレトの言葉」って、どう解釈したらよいのでしょうか……楽観的とも悲観的とも読めて、無知蒙昧な私は混乱するばかりです。

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(92)

          筆者「今夜の『小池祐子のらくがきラジオ!』では、石垣りんさんの言葉が紹介されたが」 留一「石垣さんの作品って、国語の教科書に載っていましたよね」 筆者「そうそう、『春と修羅』」 留一「それ宮沢賢治さんですよ!?」 筆者「ん? あ、そうか……修羅に引っ張られて、つい」 留一「知識を新たにするためにも、『朝のあかり』を読んでみましょうよ」 留一「これはまた随分とシンプルな」 筆者「どう組み合わせてよいのかわからなかった」 留一「でもメロンパンの大きさが現実的ですね」 筆者「そう

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(92)

          放送大学のテキストが届きました

          筆者「タイトルが全ての記事なんですけどね」 留一「いやいや、もう少し話を膨らませましょうよ!?」 筆者「ということで、2024年度第一学期(前期)に登録した放送科目は「遠隔学習のためのパソコン活用」「より良い思考への技法」「原典で読む日本の思想」の三つです」 留一「基礎的な科目と、人文系の科目ですね」 筆者「最初の半年間は、大学での学びに慣れていこうかなと。もう少し科目を増やしてもよかったかもしれないけれど、忙しくなる恐れがあるから絞った」 留一「仮にも学士(大卒)なんですか

          放送大学のテキストが届きました

          わが「2024年問題」その後

          留一「上の投稿から二ヵ月半ほど経ちましたが、その後どうなりましたか」 筆者「放送大学で学ぶことにしました」 留一「決めましたね」 筆者「ただし、選科履修生として一年間在籍します」 留一「編入学ではないということですか」 筆者「そう。でも、試験に合格すれば単位は認定されるよ」 留一「とは言っても、最終的な目標は卒業ですよね」 筆者「そう、だから来年度は学ぶことに慣れようかと。そのあと(2025年度以降)に編入学して、目指せ学士です」 留一「卒業研究はどうするんですか」 筆者「

          わが「2024年問題」その後

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(91)

          筆者「今回の『わが胸にこの言葉』は印象深かった」 留一「スティーブ・ジョブズさんの言葉でしたね」 筆者「今でも思い出すよ、氏が新製品発表の場でマグロを持って……」 留一「それ昔の『らくがきラジオ!』で描いた絵ですよね!?」 筆者「ああそうかそうか。まあともかく、小池さんの仰った『体験したことがないのに語る人が少なくない〔大意〕』はその通りだなと」 留一「伝聞や想像でものを語る危うさですね」 筆者「そうそう、世の中の人は大学に長く在籍することの罪ばかりを強調して……」 留一「

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(91)

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(90・アーカイブ鑑賞)

          敵兵「前回の放送がYouTubeで公開されたか」 兵士「我々の出番ぞ」 隊長「うむ、聴くとしよう」 隊長「それにしても、筆者は何をしておるのだ。リアルタイムで聴かず、ここにもいないとは」 敵兵「また体調崩してるんじゃないのか」 兵士「しかし、今回の『ラーメン空手』は描いたようですよ、ほら」 兵士「……でも何をしているんでしょうか、これは」 敵兵「『試割り』だろうな」 隊長「うむ。しかし筆者も武道の経験者なのだから、もう少し道着を丁寧に描いたらどうなんだ」 兵士「あれ、何を

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(90・アーカイブ鑑賞)

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(89)

          留一「本年もよろしくお願いします」 筆者「こちらこそ。新年早々、大変な世の中となっているけど……」(※能登半島地震、羽田空港の火災など) 隊長「何を言う、そういう時こそ我々の出る幕であろう」 敵兵「そうだ、難を逃れた者こそ平和な日常を伝えるべきではないのか」 兵士「リスナーの出番ぞ」 筆者「ということで今夜も『小池祐子のらくがきラジオ!』を聴くとしよう」 留一(少し不謹慎な気もするけど……) 筆者「あ、『ボーリングモグラ』だったのか」 敵兵「掘削だな」 隊長「うむ、聴いただ

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(89)

          アルバム「Things We Love」(「小池祐子さんのラジオ番組を聴きました」番外編10)

          筆者「31日の『高知県知事賞』は……」 留一「待ってください」 筆者「何か」 留一「今月の『小池祐子のらくがきラジオ!』を聴いていない人が、何をのんびりと競馬予想してるんですか」 筆者「だって最近はぐったりしていて」 留一「それを言われてしまうとなんとも」 筆者「しかしそういう時だからこそ、ザ・ナイトフライヤーの新譜を聴いてみようではないかと」 留一「24日に公式ショップでリリースされたんですよね」 筆者「この『Things We Love』はカードで販売されていて、書かれ

          アルバム「Things We Love」(「小池祐子さんのラジオ番組を聴きました」番外編10)

          三留七生の当たらない馬券(2)・反省会

          留一「反省の言葉をどうぞ」 筆者「やはり、願望だけでは当たらないな……」

          三留七生の当たらない馬券(2)・反省会

          競馬のG1レース・阪神ジュベナイルフィリーズに「ナナオ」という馬が出走するそうです。 そこで「三留七生の当たらない馬券」番外編。私と同じ名前の彼女に殉じて、「複勝 15」と「ワイド 15-全」を推したい。 ※三留は馬券を購入しません。あくまで予想です。 ※ギャンブルはほどほどに。

          競馬のG1レース・阪神ジュベナイルフィリーズに「ナナオ」という馬が出走するそうです。 そこで「三留七生の当たらない馬券」番外編。私と同じ名前の彼女に殉じて、「複勝 15」と「ワイド 15-全」を推したい。 ※三留は馬券を購入しません。あくまで予想です。 ※ギャンブルはほどほどに。

          わが「2024年問題」(学び直しについて)

          筆者「留一君、私は艱難辛苦の末に哲学科を卒業したのだが……」 留一「"自業自得"の間違いではないでしょうか」 筆者「……両方かな」 留一「認めるんですね」 筆者「まあともかく。一応卒業したのだが、今なお学び直したい気持ちが燻っているんだ」 留一「未練でしょうか」 筆者「だと思う。成績のアルファベットは色々あったし、卒論はどうしようもなかったし(一応通った)、学んだことはすっかり忘れてしまったしで、学士としてどうなのかなと」 留一「満足できてないようですね」 筆者「やりきった、

          わが「2024年問題」(学び直しについて)

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(86)

          留一「困ったな……『小池祐子のらくがきラジオ!』の放送日だというのに、相変わらず三留さんの調子が……」 筆者「三日月よ、願わくば我に七難八苦を与えたまえ!」留一「なんで苦労を望んでるんですか!?」 筆者「いや、まあ、『3分かっきんぐ』に挑むにあたって覚悟を示しておこうかと」 留一「そこまでしなくても……」 筆者「まあともかく、今夜も市川うららFM(83.0MHz)を聴くとしよう」 筆者「何ですか、『シーラカンスステッキ』とは」 留一「リスナーがそれ言っちゃダメでしょう!?

          小池祐子さんのラジオ番組を聴きました(86)