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今年の夏は、今年しか来ない(当たり前だけど)

『・・・結婚したら、
ひとりの自分として、気ままに楽しむ夏なんてもしかしてもう来ないのかもしれない。』

今回は、
もう、ひとりじゃないんだ。という嬉しさと、
もう、ひとりで身軽に暮してきた私はいなくなるんだ。
という不思議な寂しさ、の話です。

同居をスタートして1ヶ月。
来月、入籍を控え、独身生活も最後のコーナーにさしかかっています。

私、彼氏が常にいるタイプでもなかったし
親しい女ともだちが多いので、
すごく愉快な30代を過ごしてきていたんです。

お金もまあまあ稼げるようになって
自分のお金でやりたいようにやりたいことをする独身時代は
いま思い起こせばめちゃくちゃ楽しかった。

だから、(独身貴族の男性が結婚を渋るのを薄めた感じで)
いままでの気楽な生活が名残惜しくも感じてしまいます。

ただ、彼と、結婚するでもなく3年以上も付き合ってた頃感じてた、
あの焦燥感を思い出すと、
この寂しさは、結婚がきまったからこその寂しさなんだろうなあ、とも思うのですが。

幼馴染に言われました。
「これからは、遊ぼう!って言っても、旦那さんの都合だったり、
それこそ子供ができたりしたら子供中心になっていくだろうし、
お金だって今までのようには使えなくなるかもしれない
身軽に会えるナナナコじゃなくなるんだろうなあって。
寂しいけど、今は今しかないんだなって考えたら、それなら今を楽しもうって思ったんだ。」 って

今年の夏は、今年しか来ない。
ひとりの自分として、気ままに楽しむ夏なんて
もしかしてもう来ないのかもしれない。
真夏のピークが去った気配に、ちょっと胸がちくちくするけど
残り少ない夏を、めいっぱい楽しもうと思います。

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