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勝手に1日1推し 209日目 「マッドマックス:フュリオサ」

「マッドマックス:フュリオサ」監督:ジョージ・ミラー     映画

ドゥンドコドゥンドコドゥンドゥンドコドゥンドコドゥンドコドゥンドゥンドコ
戻ってきたねえ、あのサウンド!!!

世界崩壊から45年。バイカー軍団に連れ去られ、すべてを奪われた若きフュリオサは故郷への帰還を誓い、MADな世界(マッドワールド)に対峙する——巨大なバイカー軍団、その頂点ディメンタス将軍は可愛い熊の人形を引っさげ改造バイクで絶叫し、さらには、白塗りの兵隊ウォーボーイズたちが神と崇めるイモータン・ジョーは鉄壁の要塞を牛耳り、互いが覇権を争っていた。生き残れるのは狂った奴だけ。怒りの戦士フュリオサよ、復讐のエンジンを鳴らせ!

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「怒りのデス・ロード」から10年、まさか再びイモータン・ジョーを拝む日が来るとは!
てか、マックス出とらんやないかい!SAGAだったのね・・・。
何も考えず「おおっ、マッドマックスやる!」「見ねば!」ってなって即GOしちゃうから、何も知らない私。
前日譚だったんですか?!へえええええeeeee。

思えば遠くへきたもんだ。かつて暴走族を取り締まっていたマックス。いまや世界は崩壊し、終末で弱き(?)を助け続けるマックスよ、あっぱれ!てか、マックス出とらんやないかい、再び!

あー、面白かった!すっきり。いいなあって思いました。
ちゃんと「マッドマックス」だったなあって思いました。
マッドだったから宜しいんです。

とにかく、好きなのよね。車が、バイクが大好きなんだよね、監督は。チェイスじゃ、クラッシュじゃ、祭りじゃあ~!!ドゥンドコドゥンドコドゥンドゥンドコ。
メカニックが早口で語るバイクの性能だとかって、本編と関係ないじゃんか。でも監督は乗り物が好きなんだ。愛なんだ。独特なサウンドだって絶対、エンジン音とかの機械の効果音をベースに作ってると思うし。
だから私たちもシリーズが好きなんだ。愛なんだ!
劇場も高齢の方が結構いらっしゃってて、往年のファンだよなあって、絶対に好きが詰まってんじゃんココ、とか思ってほこほこしました。

相変わらず、未来的なんだか原始的なんだか分からないのもいいです。オイルはあるのに電気なし、とかさ。マッド!

白熱するアクションシーンも、突然、アナログな飛び道具、パラシュート攻撃には笑っちゃった。マッド!

大将ディメントスのバイクも冷静に考えるとおかしいっしょ。コロッセオとかで馬を数頭繋いで走ってた中世ローマ時代の馬車(?)じゃん。又は犬ぞり。
あきらかに不便っていうね。絶対一番最初に標的にされて撃たれるっしょっていうね。マッド!

モビールのようにぶらぶらするバイク。マッド!

豪快なアクションばかりで、迫力もある。VFXも概ね違和感ないんだけど、たまにあからさまに合成?みたいなシーンも見受けられて、それもいいんだな。マッド!

突っ込みどころ満載でそこも愛おしい作品ですよ、ほんと。応援しちゃうなあ。
まだまだシリーズを作り続けて欲しいものです。

ムキムキでどでかい姉御シャーリーズ・セロンのフュリオサからは想像できなかった大大大好きなアニャ・テイラー・ジョイちゃんのフュリオサですが、少女~やっと大人っていう初々しさと、ここから逞しくならざるを得ないっていう説得力があって、振り返ってみればいい感じでした!
幼フュリオサも「レオン」のマチルダ=ナタリー・ポートマンを思わせる可憐さだったなあ。聡く強かったし。お母さんもかっけー。星と共にあれ!!
イモータン・ジョーよりディメントスがクソ過ぎて霞んでたよ、イモータンが。どゆこと?!
股間にクマからの木、クリス・ヘムズワースも良かったです。

ラスト近く、崖の上からマックスが見てたらしいですね(友人談)。黒い車の存在、全く気付きませんでした!痛恨のミス!てか、万死に値するミス!マックス出てたやん・・・。
更に言うと、正直「怒りのデス・ロード」の内容をすっかり忘れてました。エンディングよ、思い出させてくれてありがとう!この流れで再度鑑賞することをこっそり誓いました。

ということで、推します。



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