勝手に1日1推し 28日目 「ロロロロマンチック」
「ロロロロマンチック」猫田リコ 漫画
本日も昨日(27日目)に引き続き、「シュミじゃないんだ」を基にお届け致します。
猫田リコ先生の「ロロロロマンチック」を取り上げたいと思います。
少女漫画ファンの方、小学生の頃は「りぼん」派?それとも「なかよし」派?どちら派でしたか?私は「りぼん」派でした!たまに「なかよし」派の友達のお家で「なかよし」を読ませてもらったり、貸したり借りたりってしたり。楽しかったですね。
「ときめきトゥナイト」「有閑倶楽部」「ポニーテール白書」「星の瞳のシルエット」「バラードまでそばにいて」「お父さんは心配性」「ちびまる子ちゃん」・・・
きゃー。もう思い出したらキリがないほど大好きだった作品たちです。ってか、すっごい大御所ばかりじゃない?作家さん。あの時代、贅沢だったなあ。
目をキラキラさせて読んだ作品には、ロマンスあり、ラブコメあり、ギャグあり、ほのぼのあり、、、とバラエティーに富んでおり、わくわくが詰まっていました!毎月楽しみにしていました。
それです。猫田リコ先生の作品は、お一人で月刊誌です。「ひとりぼん」はたまた「ひとりdeなかよし」です。全て先生の作品ですが、上記と同様、ロマンスあり、ラブコメあり、ギャグあり、ほのぼのあり、、、とにかく楽しい!ポップでキュートな世界が繰り広げられており、とにかくはちゃめちゃで元気で楽しいんです。1冊でたくさんのかわいいに出会えます。とっても個性的で大好きです!こんなBLもあるんだなーって、オリジナリティとは何ぞやを思い知りました。そもそも、タイトルからして卓越したセンスが光っていますよね!ちなみに表題作のあらすじは以下の通りです。
当代随一の若手噺家・心太郎と付き人兼恋人(?)・トキ緒の恋の行方は!?不思議な魅力満載でお届けする猫田リコの初コミックス!! Amazon
そして、別に明言もしていなければ、ストーリー的にそれが絶対である必要性を感じませんが、全編通して明治~大正(?)なレトロな雰囲気が流れているのもいいんですよ!独特なんだよねえ。竹久夢二とか江戸川乱歩とか、その辺の世界観を感じます。短編集は本当にどれも素敵。最近の作品は残念ながら読んでいないの不明ですが、初期作品の放つこのレトロな雰囲気は最高ですよ。
「ロロロロマンチック」はデビュー作だそうで。はじめっから先生の魅力が全開で、その非凡な才能に驚きます。あっちもこっちもそっちもって、虹色の1冊に仕上がっています。
ということで、推します。
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