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☽|葭始生 4/20-24

葭始生 あしはじめてしょうず

水辺の葦が芽を吹き
山野の植物が緑に輝きはじめるころ

shunshun 二十四節気七十二侯暦 2023

旬の草花:チューリップ
品種によって開花時期は少しずつ変わり、1番咲き、2番咲き、3番咲きと5月まで続いていく。チューリップと言えばオランダ、ゴッホの故郷。行ってみたい国のひとつ。行くならやっぱり春ってことかな。
旬の野菜:新ごぼう
中国から薬草として入ってきて、食用になったのは日本だけだそう。ええ!あんなに美味しいのに。普通にきんぴらが大好きだけれど、Rojiura curry SAMURAIのカレーに入っている素揚げごぼうは、お芋みたいにホクホクで本当に美味しいの。だいすき。食べたくなってきた…!吉祥寺店はお座敷もあるので子連れにもおすすめ!
旬の魚介:鯵
たたきの始まりは、漁師が船で採れたての味のはらわたを取り、味噌を混ぜた簡素な料理「沖なます」で、広まったのは伊豆だそう!食べたくなってきた。久しぶりにさばいてみようかな。


4/20(木)⚫︎

グルッペでミサトっ子草履を買う。まずはわたしの、黒25cm。普段は23.5を履くのだけど、幅広・甲高のひとはワンサイズ上がおすすめとあり、わたしは両方なので試着の上24cmと迷って25cmにした。在庫的に24cmだと紐の色が深緑だったのもある。この夏から娘に履かせたいので、まずは自分でお試し。今日は初夏の暑さだったので足の裏にもしっかり汗をかいたけれど、草履はさらっときもちがいい。新婚旅行に行く前に夫婦お揃いで買ったchicoをもう5年愛用しているけど、近所は草履で過ごそうと思う。今は街中に出るのはちょっぴり恥ずかしい気持ちがあるけれど、慣れてきたら吉祥寺とかもこれでいくかも(笑)
改めて、自然素材の良さを知る。この日は草履に合わせていつも履いている撥水加工のタックパンツからリネンのパンツに履き替えていったのでそれも気持ちが良くて…。これから買い換えるならしっかり素材も考えて決めようと思った。

図書館で本を返し、裏道を通って星と森と絵本の家へ。

古民家が絵本図書館のようになっていて、木のおもちゃで遊べたり、お庭では昔ながらの遊びができたり、わたしは混んでるときに行く気が起きなくて参加したことないけど、イベントもよく開催されている。
現在は午前と午後の二部制で、10:00-12:00と時間の短い午前中は空いていておすすめ。

家から自転車だと5分くらいだし、普段も遊びに来るのだけど今日はそんな星と森と絵本の家主催の「子どもと絵本ボランティア講座」を受講したくて、申し込みをしに来た。あんなに「これしか頑張らない!」「新しいコミュニティには加わらない!」と春の衝動を抑えていたのに、保育付きで無料な上、全9回の講義のほかに実習やチームでの自主練習などもあるらしく、興味を抑えきれなかった。

子どもと絵本ボランティア講座とは

絵本の紹介、読み聞かせ実技、わらべうた・パネルシアターなどの活用を学び、おはなし会の企画と実習を通して、地域での活動につなげていきます。
絵本によってうまれる子どもと大人の楽しい時間を、地域の中で広げていきませんか。

三鷹市ホームページより

毎月図書館で開催される「赤ちゃんとわらべうたであそぼう」に参加していると、わたしと娘だけの貸切だったりすることがよくある。内容はとても良いと思うのに、お知らせの仕方がとても簡易なワードで作ったようなチラシや掲示だったり、わらべうたがどんなものなのか、どんなふうに子どもにいいのかってことが全然伝わってなくてもどかしい。わたしを含め今子育てをしている世代のひとたちには、掲示やポップのわかりやすさやデザイン性がとても大切で、いかに思い切って参加してみよう!と一歩を踏み出させるかが大切だと思う。代々受け継がれてきたわらべうたはわたしには歌えないが、そういった部分では力になれるのかな〜と思ったり。
また、わらべうたはうまく歌えないけれど、読み聞かせは上手い方だと思う。そもそも声が大きくてよく通るので、活かせるところが見つかればうれしい。(接客業や病院での案内には大いに役に立った!)
学びを深めて地域で活動できたらすごいし、身近なところ、娘や姪っ子への読み聞かせにも、それから復職するときに絵本屋さんで働けたら素敵だな…なんて思っている。

公園でお昼を食べてから、保健センターで計測の予約。身体が大きいからか、おしゃべりだからか、ちょうど行われていた3歳児検診と間違われて誘導されびっくり…まだ2歳になってないんですけど(笑)
少し遊んでから量り売りのお店野のでお買い物、おやつを食べてから鴨志田農園へ。

サーキュラーエコノミー型CSAの初回野菜受け取りとお支払い。奥様ともお話しできて、3か月違いのお嬢さんとも会えた。うれしい。詳しくは穀雨の記事で。

新鮮なお野菜をお昼寝中に下ごしらえするぞ〜と黙々と作業していたら、起きたときにわたしがいなかったことに腹を立てた娘がその後2時間機嫌が悪く、夕食を作ることすらできずに疲れてしまって、その上どうしても外に行きたがったので外食することに…新鮮な野菜をモリモリ食べるつもりが、マックになるなんて。悲しすぎて心が死にかけたけど、道ゆくおばさまたちが「そういう日もあるのよね。」と言ってくれ(3人も声をかけてくれた)、他にすれ違ったひとたちもきっと同じことを思いながら笑って手を振ってくれたりして…こんな夜に外で子ども遊ばせてる!とママになる前のわたしなら思ったはずだから、あったかいなあ、いい街だなあとおもった。

自転車に乗って、夜遊び感

それにしても夜道ってあぶない。暗いところだと相手からわたしたちは見えにくいだろうし、怖いし申し訳ないから帰りは娘を抱っこして、自転車を持って帰った。手が足りなくてポケットに入れていたばいきんまんが知らぬ間に脱走していて(!)夫が帰ってきてから娘を預けて探しにいったら、真っ暗な道にぽつんと横になっていて思わず抱きしめて帰った。ごめんね。

よく考えたら、お昼寝から起きたときに一緒にいてあげられなかっただけでなく、一日中自分の予定に付き合わせてしまっていた。反省。やっぱり予定は1日にひとつ、連日にならないよう気をつけなくちゃ。基本の暮らしがいちばん大切と改めてこころに刻んだ日。


4/21(金)

今週もずっと夫が遅かったので午前中は家事ばかりだ。今日もそうで、娘はストレスがたまっているだろうなと思う。少しでも外に出て散歩をして、ご飯を食べて昼寝をした。
午後は自転車で吉祥寺にあるgalleryイロへ。

unrulyというZINEをつくるグループで活動していた頃、何度も展示をさせてもらった場所。唯一のママ友で画家のAyakoさんにおすすめしたら、そのときは「ありがとう〜」くらいだったのに公募展に応募してくれて、しっかり通って展示されていた。ほんとうにすごいひとだ。
そんなわけで嬉しくて、初日に行ってきた。

イロは相変わらずのお洒落さのまま5倍くらいに大きくなっていた。いまあの頃のunrulyのクオリティで展示したいと言ったら断られそう(笑)でももしまたみんなの育児が落ち着いて創作活動に目が向くようになったら、イロでできるくらいのクオリティに押し上げられるよう頑張ろう。ね。
とにかく吉祥寺を代表するギャラリー!という風格になったイロなのだが、オーナーの前田さんが何も変わらず優しくていいひとで最高だった。結局それがイロのいちばんの魅力なんだよなあ〜ねえ、あきちゃん。

2階建てになっている新しい棟

Ayakoさんの作品を実際に見るのは初めてだった。今まではInstagramの画像上だったり、お家に飾られている小さなスケッチ?(一緒にお絵描きしたときに描いたと言っていた、素敵すぎる鳥の絵など)だったのだけど、それだってじゅうぶん驚くほど良かったのだ。それが、額装されて、わたしの好きなスクエアで…
娘がいたのでゆっくりと言ってもほんの5分ほどなんだけど、静かに見ていると、絵のなかで日が暮れていくような、時間の経過を感じるような錯覚に陥った。すごく不思議で、「どれを出すか迷っているんだ〜」と相談されたときにみた画像ではすごく明るく眩しい作品だと思ったのに、どこか内面的な暗さを感じたりして。もっともっと大きな作品が見てみたいな〜
うーん、すっごく感動したのに文章に上手くできない!くやしい。もどかしい。

ヘルメットとるの忘れた

感動したこと、感じたことをもっと文章にする訓練をしたい。それから娘を連れて行くのは無理、静かに見れなくて意味ないと決めつけていた「ほんもののアート」を見に行くことも少しずつしてみたい。
むくむく心が元気になる感覚があった。うれしい。これがアートのちからだ。わすれたくない。

会期に合わせてくれたのかな、前日に届いたAyakoさんのお手紙に「育児の話ばかりだったけれど、ななみさんの創作活動のことも今度聞いてみたい」と書いてくれていた。うれしかった。
そんな後だったからか、Ayakoさんのポートフォリオが作品に見合わないクオリティなのが気になったりして(笑)是非作り直すときはお手伝いしたい、なんて普段だったら「うざいだろうな」と言うのをやめるようなことを願い出てしまった。写真を撮ること自体も好きだったけど、それよりもZINEを作ること、レイアウトや背景、フォントを選んだり1冊を作るデザインや作業そのものが好きだったんだな〜なんてやめてからだいぶ経ってわかった。写真のセンスや技術があったわけでもないのにそればかりがひとり歩きしちゃったから、結局評価やプレッシャーに負けて辞めてしまったんだ。何だか「全部リセットしちゃえ!」とやめたときよりも、今の方がすっきり昇華できた気がする。うれしい。


4/22(土)

娘の風邪をもらってわたしがダウン。夫がお昼過ぎに仕事を終えて帰ってきてくれたので娘を遊びに連れ出してもらう。鴨志田さんのお野菜をちゃんと料理しておいたおかげでなんとかデリバリーせずに食事にありつけた。作りおきするの苦手だけど、先取り家事は数日先の自分にやさしい。
夜になって、目もかゆいような、鼻も風邪というよりむず痒いような気がしてアレルギーの薬を飲んでみる。どうやらくしゃみ鼻水は花粉で、頭痛と身体の重い感じは生理のせいだったらしい…!風邪薬を飲む前に気づいてよかった。明日は娘を思いっきり遊ばせてあげたい。


4/23(日)

のんびり起きて準備をして、選挙へ行ってから祖母の家へ。夫と娘が電動アシスト自転車で、わたしが夫のクロスバイク。バスを乗り継いで行くよりも早く楽に着いた。夫が従兄弟に髪を切ってもらい、ついでにしては豪華すぎる昼食をご馳走になる。月に1度はきているのに毎度パーティみたいな献立なので申し訳なくなるけど、楽しみにしてくれているのだからいいことにする。もちろんお土産もたくさん。
母が娘に会いたいと言い出し、娘も母に会いたがったので実家で2時間ほど昼寝して習い事の帰りを待つ。今度は夕食をご馳走になって20:00頃帰宅。夫の美容院に付き合うつもりが、わたしの家族に夫を付き合わせてしまった。お礼を言ったら「たくさん食べられてよかった」とのこと。喧嘩もするけど、この変わった夫がわたしには合っているのだと思う。

ゴミをまとめていたら、
玄関に持っていってくれた!


4/24(月)

9:00から保健センターの計測。保育園では毎月計ってくれるところがほとんどだし、記録をつけたいだけだったのに「何か心配なことがあるの?」「もうそんなに変化する月齢じゃないから毎月来なくていい」というようなことを保健師さんに言われてちょっと悲しい気持ちになった。娘は毎度ギャン泣きで大変なので申し訳ないとは思うけど、成長が心配な人しか来てはいけないならそう予約のときに言うなり、計測って名前でなくて発育相談とかに変えてほしい。いままで妊婦のときの面談や産直後の助産師訪問、健診時の育児相談と担当してくれた方がみんないい人で感動することばかりだったけれど、やっぱり合わない人ってどこにでもいるのだなあ〜と改めて。支援センターの保育士さんでもひとり合わない人がいるし、大人のくせに情けないけど避けさせてもらうしかないよね。たのしく育児させてください…。

気を取り直して自転車へ乗り、ジブリ美術館の予約へ。前回の経験を活かしてまた午後にしてみた。
どこの公園で遊ぶか迷ったけど、連雀中央公園に決める。貸切でシロツメクサのかんむりを作っていたら、この春に担当替えがあったらしく会えなくなってしまったパルシステムのお兄さんが偶然声をかけてくれてびっくり!コロナ禍でずっとマスクだったから顔は覚えてなかったけど、話しているうちに声で思い出した。すごくいい人でイケメンだったので代わってしまって寂しかったけど、覚えててくれてなんか嬉しかった。

寝顔を見るのがだいすき
落ちていた花を持って
ミサトっ子草履、全然履けない!

午後はスーパーで水を汲んで、近所の公園で遊んだ。なかなか帰りたがらないし、「だめ!」と言って逆側の出口から車道に飛び出そうとするので怖かった。足が速くなってきて間に合わないと思う瞬間が増えてきたから、なるべく広い公園に移動して遊ぶようにしよう。

昨日の暴飲暴食のせいか、全身がかゆい。落ち着いていつもの食事に戻していこう。食養生を続けているとからだが敏感になってきて、だめだよ!とちゃんと教えてくれる。そういえば体重も増えたままだし、しっかりしなきゃ…!

北欧の暮らしやデザインが大好きなのだけど、

この本を読んで、夏に泊まるサマーコテージを探し始めた。夫の実家には1泊が限界だけど、そのために新幹線代往復払うのがなかなかもったいないし、帰省に加えて別に旅行を計画するとそれはまた費用も日程も厳しいので、いっそ途中のどこかで家族で過ごす場所を見つけるのはどうだろう?と思っている。
那須のドームコテージに泊まりたいけど、なかなか手が届かないし、観光の予定はなくただぼーっとしたいだけなのでもっと何もないところでいいかなとおもったり。娘と過ごす3度目の夏も思い出いっぱいにしたい。

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