“上手く言えない”は役に立つから。

伝えたくても、上手く、言葉にできなくて... この気持ち、私はよくわかります。他人に自分の話を、聞いてもらいたいのに、上手く言えず、「なんでもない」 と言ってしまう...「なんでもない」 は言えるのに...結局は自分が、聞き手に回ってしまっていたり。(本当は...本当は!自分の話を聞いてもらいたくて、しょうがないのに!)それも、言い出せず、“私”が無理をしてしまう。誰だって自分の話を、聞いてもらいたいですよね。聞いてもらって、「そうなんだ!」 「それ、わかる!」 って、共感と言いますか、同情と言いますか、ただただ、わかってほしいんですよ。わかってもらうことで、“私”が認めてもらえるような、それは、とても、とても嬉しいんですよ。認められるのは誰だって、嬉しいんですよ。だから言いたい。でも言えない。上手く言えないことは、とても苦しいんですよ。上手く言える人には、伝わりにくいんです。苦しいことも、伝えられないんですから。でも、そんなあなたは、悪いわけではないんですよ。あなたはとても優しい方です。人の話もきちんと聞いてあげますし、それに対して、「そうなんだ!」 「それ、わかる!」 って言えるんですもん。。。なので、私は、あなたが上手く言えない人ではないと思うんですよ。例えば、「こんな話をして楽しいかな?」 「面白いかな?」 「やっぱり話すのはやめようかな...」 って、思って、話をしない人は多くないと思うんですよ。そんなあなたは、相手のことを考えて、相手に自分が納得する話を、話してあげようと、してるだけなんですよ。「どうして自分は、上手く言えないんだ。」 なんて思わなくていいんですよ。決してあなたは、悪いことをしているわけではないんですから。あなたは、相手に対して優しすぎるんです。それは、とても、いいことですよ。だから、私はこうしたらいいのではないか、と思うんですよ。一度相手の話を聞いて、一段落したら、「ちょっと自分の話も聞いてもらいたいんだけど...」 と言って、その後に、「なんかね、上手く言えないんだけど」 と言ってみたらいい思うんですよ。でも、これは、自傷行為に近いわけではないんですよ。相手に言うことで、上手く言えないことだと認識してもらうと、相手が、フォローと言いますか、「へぇ、そうなんだ〇〇ってなに?笑 気になる」 と、話を進めてくれると思うんですよ。そうすることで、話も広がっていきますし、話すことが楽しくなりますよ。“上手く言えない”をつかうことで、その話に探求心が付くと私は思うんですよ。最初は、上手く切り出せず、悩んでしまいますが、あなたは相手の話を聞く分、話の段落がわかると思うんですよ。そこに、少しでもいいので、自分の思いを入れていくと、いつの間にか、自分で、話が切り出せると私は思うんですよ。なので、どうか、上手く言えないことに恥を持たないでください。上手く言えない ことは相手にも、自分自身にも、役立つときが来るんですよ。

あくまで私の考え方です。
七峰 閔