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そうだ! 日曜のミサに行こう カトリック教会

筆者は母親が新興宗教の信者の所謂宗教二世という存在だ。個人としては信仰をしていない上に母も信仰を押し付けることは無いので無関係に暮らしているが、宗教的な物が身近であった。

それ故にアラサー世代であり生まれた頃に地下鉄サリン事件があった為、幼少期に宗教嫌悪が強い時代に育ったが宗教に関する話を見つけると飛びつく少女であった。

近所に住んでいる創価学会のおばさんから聖教新聞を貰う子供であったし、駅などで宗教系の人がいるとじっと見つめてしまい興味があると思われる人間であった。

このnoteを書いたり統一教会へ行ったときに思った。

私が知る宗教的な話題というのは圧倒的に新興宗教の話題であると。伝統宗教に関しては大学受験用に勉強した程度の知識でしかないと。

こんなのラーメン二郎だけ食べてラーメン全てを語ろうとしているだけではないか。

色々知りたい、体験したいと思った。特にキリスト教系の集まりに行きたいと思ったため日曜日のミサに行くことにした。

日曜日にキリスト教の方々が集まる事に関しては日曜礼拝と呼ぶものだと思っていたが、カトリックの集まりにはミサ、プロテスタントの集まりには主日礼拝と表現するのが正しいことすら今回で初めて知った。こんなレベルで宗教キャラやってる底の浅さを知った。

はしごするものではないと思うが、カトリックとプロテスタントで3つの教会のミサと主日礼拝を同日に経験してみた。今回含めて3回の投稿で筆者が思ったカトリック、プロテスタント教会の違いや今まで見てきた新興宗教との違い含めて個人の感想を述べたいと思う。

朝7:30の一番早いミサに行く

横浜山手にあるカトリック教会に行くために早起きをする。英語のミサ含めて数回行われるようだが、その日の予定で一番早いものに行く。

日本でのカトリックの聖地といえば長崎となるが関東在住の貧乏人の為行くことは難しいので、移設など行われており場所は現在と違うが、幕末の開港後初めて出来たカトリック教会ということで山手にいくことにした。

最寄り駅から10分と書いてあり朝が弱いながら少しはいったことがない場所の為余裕を持って出掛けたつもりであった。

しかし前日から山手で嫌な予感がしたがとてもとても長い階段を登らねばならなかった。


登り終えた場所

ふとその時思った。昔の人達はもっともっとこんな舗装された階段ではない場所を歩いて教会に行っていたと思うとこんな道で疲れてしまうのは弱すぎるなと。

階段で時間を食ってしまい、到着したときにはあと5分強となってしまった。ソワソワしながら教会の玄関の前に立っている男性に話しかけた。

「初めてなんですけど、入っていいですか?」

 どうぞと快く中に入れて貰えたが説明等はなくこんなんで大丈夫なのか、作法とか何もわかっていないぞと思うも足を進める。

(このあと行くプロテスタント教会は受付のような場所があり初めてですと言うと名前等個人情報を書く紙を渡された)

教会の中を見ると大きなマリア像やステンドグラスなどがある豪華でこれぞイメージする教会であった。携帯禁止であったため写真撮影をしていないが、インスタ映えしそうな絢爛豪華な装飾であった。

後ろの席にある案内などのチラシを取り、ルールも分からないためそっと最後尾端の席に座る。

見渡してみるとハイソサエティーな後ろ姿をした白髪の男女ばかりであった。山手という土地柄のせいかもしれないが、この場所に来なければ筆者とは交わることが無さそうな人達に見えた。

ミサが始まると聖歌を歌う。正直なんの曲か分からず、前に讃美歌が書いてある本があったがどこを見ればいいのか分からなかった。だが教会で歌っているという空気が楽しかった。

おそらく聖書の朗読や歌うことが多く、たったり座ったりすることが多々あった。ちょっと高齢になると辛い気がした。

流れを理解していない上に一番うしろに座っていた為大学で知り合いが居ない授業に来てしまった手持ち無沙汰感を感じたが、勝手に良く分からずに来るのが私が悪い。

ミサで素人の筆者でも知っている献金の時間がやって来た。籠を持った人が回ってきた為気持ちばかりのお金をそっと入れた。

その後聖体拝領というカトリックの洗礼を受けた方のみが順番にキリストの聖体を司祭から頂くという儀が行われていた。

洗礼を受けてないなため遠巻きに見ることしか出来なかったのでどのような儀か分からなかった。一番うしろの席ではなく前の席に行くべきだったなと後悔した。

会としては40分程度で終わった。内容としてはよく歌っていたなという感想。豪華な内装含めて日曜の教会に行きました感はとても強かった。宗教ソングは好きだが、歌は添え物ステーキの端にある彩り野菜と思っていたので、こんな歌メインの会があるのかと感じた。

その後教会に入った時から後方にいた恐らく教会の方と話を少ししてみた。初めてきたんですというと

「難しかったでしょ。次来たら流れがわかるモノ渡すよ」と言われた。

時間もなかったため恐らく主催側に見えるが人であったが、最初に話しかけるべきだったと反省をした。いつもいつもギリギリで余裕無く生きていると損をするなと思いながら教会を後にした。

 山手の町はキリスト教系の学校や他にも教会がありキレイな街並であった。外国人墓地もあり西洋文化との交わりを深く感じることが出来る。

朝早く起きて教会へ行き、山手の街並みを散歩してもまだ8時代。良く晴れた日、歩いた先にあった公園のベンチに座りながらこんな朝があってもいいのではと思った。

プロテスタント教会編も近い内に投稿しますので興味があれば待ってて下さい。


該当の記事がnoteが12/21の今日の注目記事に選ばれていました。弱小投稿者のため急にアクセスが増えてびっくりしましたが、変わらずマイペースにやって行くのでよろしくお願いします。

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