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統一教会のバザーに行ってきた

統一教会の某支部(教会というのが正しいのかな)で行われているバザーに参加した事について書いていきたいと思う。

昨年の事件から田舎の教会でも立入禁止など物々しい空気を纏っている建物であるが、この日は誰でも入れる空気であった。

消毒や検温はあったが、なにも無関係な一般人を名乗る新興宗教オタクでも問題なく入れた。

中に入るとなんとも言い難い匂いが漂う。よくよく見てみると韓国系宗教だからか自家製キムチが売られていた。納得したと同時に行ったことがない場所であるが、大阪の鶴橋に行くとキムチの匂いが云々というのはこんな感じなのかなと思った。

他にもたこ焼き、ワッフル、焼き鳥などの軽食が100円くらいで売られていた。

奥に進んでいくと的あてゲームのコーナーがあり小さい子連れの家族が並んでいる。

その奥に行くとメインであるバザー会場があり、出口側に小さいステージと観客席がいくつか置かれている場所があった。

筆者が中にはいった直後、歌を歌うと言っていたので宗教ソングマニアとしてウキウキで待っていると若い方々が7人くらいステージに上がっていた。

ハッキリは分からないが多分二世なんだろうなぁと思う人々だ

そんな彼らが歌うのは、9月17日にお母様に捧げた曲らしい。帰ってから思ったが、韓鶴子氏が韓国に二世教徒を集めて「日本を救う特攻隊」発言をした会ではと調べたらどうやらそのようである。 

(当時の記事)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000316260.html?display=full

「日本を救う特攻隊」は筆者的今年のヒットワードであったし、彼らは実際現地に行った特攻隊の方々の可能性も高いのでこころして聞くか後で話をするべきだったと後悔した。

歌詞は韓国語部分が多かった上に、日本語部分も宗教ワードで解釈が難しい物であった。曲はバラードでスマホライトでサイリウムぽくしてくださいと指示があるような曲であった。

二世ステージが終わったのでまた館内を巡ると奥にもバザー商品が売られていて、そこで見つけたのが山積みのメッコール。

世界一不味いとも称される統一教会系の企業が販売している知る人ぞ知るコーラだ。

一度も飲んだことがない上に、来たからにはらしい商品が欲しかった筆者としては購入以外の選択肢は浮かばなかった。まだ飲んでいないが、近い内にメッコールを飲んだnoteでも書こうと考えているのでお楽しみに!

メッコールを見つけて喜んでいたら次は劇を行うということなので、宗教劇も大好物なのでステージに戻る。

劇に関しては声量や演技力なでばらつきがあったし、内容も自分の利益より善行したら良いことがありますよ系の劇で面白い訳では無いが、宗教劇というだけで最高やと思ってしまう筆者なので楽しめた。

気になったのが最後の語り部分。すべての二世のシアワセを願う的なニュアンスの言葉を言っていた部分であった。(二世以外の言葉は宗教ワードだったため解釈が正しいか不明だがおそらく正しいと思う)

後でお話を聞くと、台本から自分たちで考えているそうなので統一教会への風当たりの悪さはやはり本人たちが強く感じているんだなと思った。

バザーの商品を物色しながら筆者は焦っていた。皆忙しそうなため話しかけることが出来ていなかった。折角来たからには信者の人と話がしたいのに。所謂コミュ障なのが恨めしい。

そんな中一人の人物が気になった。筆者の嗅覚的に統一教会の信者ではないような40代くらいの男性が居た。他の人達から感じられない非信者臭。

チラチラとその人のことを目で追うと少し偉そうな信者の男性と喋っている。 

くっそ、私と違ってコミュ力のある人ズルいと地団駄を踏みつつ聞き耳を立てていると

非信者の人が地元の警察だと名乗っていた。やっぱり外部の人かいなと思ったが、流石に警察とは思わずにひっくり返った。

警察官が一人になったときに、話しかけてみた。

すると、実は警察で以前揉めごとがあってから統一教会了承のもと立ち入りを定期的にしていると教えてくれた。

深く突っ込むことが出来なかったが、口振りからして去年の事件ではなく、もっと前でこの支部での揉め事があったように思えた。

私の母親が入っている宗教では警察が立ち入るような話は聞いたことがないので、何が起こったのか気には正直なったが詳細を聞ける空気ではなかったのでそうなんですねとしか言えなかった。

その後時間が経ったからか暇そうな運営側の人々が見受けられたので、黄色いエプロンをしたおばさんに意を決して話しかけた。

私は初めてこの場所に来た人間で劇とか歌が楽しかったですと伝えると、おばさんは物凄く喜んでいたが、宗教ソング、劇、メッコールを買えたなんてクオリティー関係なく神なので、逆に喜んで申し訳なくなった。

 その後紫のエプロンを着けた別のおばさんに話しかけられた。恐らく黄色いエプロンのおばさんから筆者の事を聞いたんだろう。紫という一番高貴な色を来ている上に言葉では言い表せないが強そうなオーラの人だった。

話してみると40年以上入っているそうで、仕切りに家庭を連呼する人だった。

とにかく家庭が大事、最近は家庭が乱れている等など家庭、家庭であった。

そんなに家庭なら山上徹也はどうなんですかとか、韓鶴子と息子たちも仲違いしてるじゃねーかとか聞けない私の弱さが一番嫌いだなと思った。

原理(統一教会の教義)が難しくて分からなかったんですと聞いてみても難しいことより最初は家庭がーと言われた。

そんなに家庭と言われると、不満もあるが両親にでも何かプレゼントでもあげようかなという気持ちになった。

何かあったからまた来ますといって紫エプロンのおばさんに見送られながら外に出た。

1時間半くらい滞在してしまったが、興味深く想像以上に楽しめたというのが本音なので別の宗教でも一般人が参加できる会に行きたいと思った。



 

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