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言葉への愛を語らせてくれ。

言葉って、美しいと思う。
言葉を書くとき、特に日本語が好き。
一つの言葉、発音でいろんな意味を持つ。
組み合わせて文章にすることで、もっと深く、美しくなる。
知れば知るほど面白い。

日本語愛が強いのは、日本人でその言葉に慣れ親しんでいるから、という理由が大きいと思うけれど。
他国の人で日本語を好んで勉強していることを聞くと、握手したくなる。
日本語の魅力に惹かれている人と、国境を越えてでもお友達になりたい。
切実に。

いきなりだけど、言葉への愛を語らせていただきたい。

言葉のスキポイント① 漢字

漢字は、画数が多ければ多いほど繊細で、美しいと思う。
(もちろん、画数が少ない漢字にもまた別の美しさがある)

例えば「鬱」「綴」「薔薇」
手で文字を書くときには時間がかかるし、何も見ずに書けって言われて鼻歌を歌いながら書けるほど知識はない。

だけど、その非効率さや複雑さが愛おしい。
一画や部首が重なり合って、一つに限らず様々な意味を表すって凄くないか。
小学生の頃、漢字ドリルに載っている漢字をノートに無心で書いている時間が好きだった時もあった。
漢字テストに出る範囲でなくても、平気で5回周りとかしていた部分もあったと思う。

はい。変態です。どうぞ引いてください。

言葉のスキポイント② 比喩の奥ゆかしさ

人の文章や本を読んでいると、比喩に心がときめくことがある。

「それはまるで、ソフトクリームみたいな雲だった」みたいな直喩。
例は出てこないけれど隠喩も。

人が比喩を使うときの想像力の豊かさ。
これに惹かれる。
だから、言葉を紡ぐ人には無条件で惹かれる。
人として。恋愛的にも関係してくることがありそう。

言葉のスキポイント③ 人の感情を動かしちゃう魔法使い

言葉は、人の感情をいとも簡単に操作する。

時には温かく。時には冷たく。甘く。苦く。
全く考えてもいなかったことも、人の言葉であたかももともとそう考えていたかのようにマインドコントロールできてしまう。
どれだけ無だったとしても、わくわく、悲しみ、怒り、焦燥感、羨望、恐れなど、あらゆる感情のレバーを押し上げて、アクティブにさせてしまう。

まるで魔術。
(あ、直喩。好き。)


まだまだ考えるほど、言葉への愛は溢れ出すし、人と話すほど想いはアップデートされていく。

今回は日本語について深く言及したけれど、日本語と他国の言語との関わりにも興味があって。
最近学校で勉強した言語学がものすごく興味深い。

簡単に言うと、言語から見て、人類は世界のどこにいてもほとんど親戚のようなものってこと。
日本語って、文法的に他の言語と違うような気がするけれど、
実は英語とも、中国語とも、セラヤリーズ語や土家語とも親戚なんです。
(後半の二つはどこの言葉か忘れてしまった。だけど、世界中の言語には共通点や相関性があるってこと。つまり人間は親戚。)


普段はよく、noteや本を通して人が紡いだ言葉を読んで、遊ばれまくって、それを楽しんでいるのだけれど、
少しずつ自分で言葉を使って、人に価値を届けたいとも思っている。
言葉遊びをして楽しみたい。
いつか、本を書きたい。
生涯、言葉を楽しんでいたい。

まだ、死ねないな。


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