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嫁が熱だした!

職場に電話がかかってきた。 聞くと熱が39℃あり、やばいと言う。 その日の仕事は切り上げて、家に直行した。 子ども二人は何食わぬ顔をしてお菓子食べながら、おかあさんといっしょを観ている。 「ママ具合悪いからお風呂入ってすぐ寝よう」 カラスの行水よろしく子ども二人を洗って、着替えさせて寝ようとした! ところが! 「ママがいい!ママがいい!おとうさんあっちいって!いなない!」 …こんなに心を傷つける言葉があるだろうか。 ぼくは半泣きになりながらアンパンマンを朗読し、子ども二人は

    • 邦画以外のコメディが観たい

      笑える映画が観たいなあと最近思う。昔はあんまりそんなことは思わなかったけど、家族で笑い合いながら観られる映画って素敵だなあと思う。 でも三谷幸喜作品はあまりはまらないんですよね。日本以外のコメディのほうが、なんかこう異化効果みたいなのがあって面白く感じる。 そんな今日この頃。まとまらない。

      • スタートアップ!を挫折した話

        赤髪ボブの女の子が男に追いかけられるところで精神的にヘトヘトになって断念! マドンソクのキャラクターは良かった。 主人公があまり好きになれないのは、ぼくが子供だからなんだなあ…。

        • ハヤブサ消防団!

          結末部分でカルト宗教団体が出てくるとなんだか途端に大味になる気がしました。でも消防団はいい人ばかりだし、中村倫也の薄味な感じも良かった。川口春奈も可愛らしくていいですね! 原作との違いはあったのだろうか。 第3話の八つ墓村チックな感じは好みだったので、あの路線で突っ走ってほしかったというのが正直な感想です!

        嫁が熱だした!

          時系列操作が巧みな一作!『悪魔は誰だ(原題モンタージュ)』

          韓国のサスペンス映画です。このアイデアに見覚えがなくもないですが、それでも面白かったです。 誘拐され子を殺された母が、犯人のアジトを突き止め中に入るシーンは、本当にはらはらしましたが、 ここに作り手が仕掛けた罠が潜んでたのですね。 僕らの思い込みを利用したこのシーンは、やられた!と思いました。 ただ真犯人があんな取引に応じるのか、とか、刑事のやってることが法を逸脱しすぎてないか、とかツッコミどころは多いです。誘拐された娘が宙を舞うとこは超現実的すぎてフィクションらしさが強かっ

          時系列操作が巧みな一作!『悪魔は誰だ(原題モンタージュ)』

          『MEGザモンスター』

          サメ映画。 ジェイソンステイサムが画面に出てくると、きっとこの状況はなんとかなる!と思えるから不思議。 そんなことできんわ!というツッコミはこの手の映画では無粋ですね。90年代のシュワルツェネッガーを観てるような感じでした。 家内が、「私も頭の中ではステイサムのような動きができた」と訳のわからないことを豪語していたのも印象的な映画でした。

          『MEGザモンスター』

          『護られなかった者たちへ』

          観ました。 テーマは良かったです。震災と生活保護という暗い背景が、連続殺人事件に結びついていきます。 しかし生活保護のあり方など、重い材料を扱っているので、殺人事件云々はなくてもいいんじゃないかな、と思いました。 これによって安易な結末になってしまったというか、非常にもったいないラストだと感じました。

          『護られなかった者たちへ』

          呪いの言葉アンパンマン

          朝、娘が顔を叩いて起こす。 ニッコリ笑顔で、「おとーさん」と言う。ここまでは悪い気もせず僕も起きようとする。 しかし 「アンパンマン」 娘の発するこの言葉が、実は身の毛もよだつ恐怖ワードなのである。 リモコンを持って「アンパンマン」という娘は、youtubeが観たいのである。しかもアンパンマンとはまったく関係がない知育動画だ。 こないだは「花火見る」と言ってリモコンを持ってきた。彼女にとって「アンパンマン」や「花火」は、「アンパンマンを観るのでyoutubeをつけてください

          呪いの言葉アンパンマン

          『新感染ファイナルエクスプレス』を観た感想

          表題の通りなのですが、韓国のゾンビ映画を観ました。2016年韓国公開、2017年日本公開と結構前の映画です。ゾンビもの。出血はありますが、『28週後』や『アイアムアヒーロー』なようなグロ描写もなかったかと思います。hulu1ヶ月契約した折に、観てみました。 韓国の各地で謎のパンデミックが発生。凶暴化した感染者が次々と増殖する事態になる。そんな中、ソウルからプサンへ向かう高速鉄道の車内でもウイルス感染事件が起きてしまう。凶暴化し、他の乗客を襲う感染者たち。時速300キロ以上で

          『新感染ファイナルエクスプレス』を観た感想

          痛いホラーが苦手

          そういえばホラーならなんでも好きと思われがちだが、痛い描写のホラーはすごく目を背けたくなる。もう遺体となっているのであれば、損壊しても欠損描写があっても、意識がないので大丈夫なのだが、生きたままじわじわというのがすごく精神的にくる。最近の映画だと『死刑に至る病』や『テリファー』がそれにあたる。 でも否定しているわけではなく、こんなに嫌な思いをするということは、とても効果的な演出なのだと思う。刃物が皮膚に入っていくカット→激痛で叫ぶ、もしくは声にならない悲痛な表情のカット、これ

          痛いホラーが苦手