哲学対話を体験して感じたこと〜センスオブワンダーな共通感覚〜
先日、初めて哲学対話のオンラインイベントに参加しました。
対話を通して感じたことを記します。
●改めて感じる対話の必要性
結論、やっぱり対話っていいと思いました。(語彙力のなさ、、)
答えは出なくとも、終わった後とても清々しい気持ちになりました。
異なる意見を持っていても闘わせることなく、素直で穏やかな空気感。
ビジネスの場でも家庭でも、毎回こういう会話ができたらいいのになと思います。
そうしたら柔軟な意見、新しいアイデアも出やすく、正直な意見を伝え合えた幸福感ってどんな組織にもプラスを与えるんじゃないかと思います。
●内省と対話
やはり内省だけでなく、定期的な対話の場は必要と感じました。
内省も大事ですがそれだけだと、袋小路に入ってしまうことがあります。
考えて、まとまってなくても口に出して聞いてもらうことで内省では得られなかった気づきがあったりします。
また、他者の言葉が自分の心に波のように刺激を与えてくれる感覚があります。
その波によって不明確だった自分の気持ちの形が見えるような気がします。
●不思議な共通感覚
また、対話をしているとなんとなく、その場の共通した感覚を感じることができます。
なんでしょう、あの不思議な感覚。
皆別々の場所で地面を掘り下げていって掘り下げていったら、同じ水脈の水が湧き出るみたいな。
どんな集団で対話したとしてもそれは表れるような気がします。
(センスオブワンダーって言葉を使いたくなる、自然に触れて感動を覚えるあの感覚に少し似ています)
対話ができた後、言葉で表せない人との繋がりや根拠のない自信みたいなものを感じます。
その後もしばらくは対話の薬が効くのか(笑)、私の場合、あらゆる一歩の背中を押してくれます。
(実際、対話イベントの翌日に躊躇していた社内公募に応募のメールを出しました)
ちなみに、今回対話したテーマは「人生の豊かさってなに?」でした。
イベントの情報でもなく、対話の内容でもなく、対話に対する気持ちにフォーカスして書いてみました。
おわり