ラーメンを食べに行かなくなったのは、値段の割に〇〇〇がなかったから


2~3年振りぐらいに外へラーメンを食べに行った。

他の人に連れられて行ったことはあるけど、私が自分の意思で行ったのは今日で2~3年振りぐらいだ。


事前に「ここよかったですよ」と言われたので行ってみたものの、私の口には合わず、期待を上回れない結果で終わってしまった。


今日食べたラーメンの内訳は、醤油とんこつラーメン750円に、チャーシューのトッピングの350円で合計1100円。


. . . 1100円だ。


今日いた場所の関係上、他にあまり外食できるところがなかったからとはいえ、場所次第ではそこそこ良いランチが食べられる値段。

その割に、値段に見合った満足感が得られにくいのがこのラーメンという食べ物なのだ。


特に、私のようなこだわりが強い人間にとってはとかく満足感を得られるまでのハードルが高い。


・チャーシューは厚切りで食べ応えのあるもの
・かための中~太麺で、噛み応えのあるちぢれ麺
・スープは濃すぎない塩か、「やっぱりラーメンはこれだわ」と感じられる醤油
・みそラーメンはあまり食べたことがないので未知数
・とんこつ&細麺は . . . ニオイが気になる割には満足感がないので個人的にはナシ

ここまでこだわりがあると、行けるお店はかなり絞られてくるし、私を唸らせるほどのラーメンを出すお店は必然的に少なくなる。近場で見つからなければ、必然的に行く機会もなくなる。私が数年ぐらい食べに行っていなかった理由がおわかりいただけただろうか。


私は主にチャーシューとスープの味と匂いで次があるかどうかをジャッジする。ぺらっぺらの薄いチャーシューが出てこようものなら、もう次などない。ニオイが気になるようでも次はない。ラーメン屋さんを営んだことのない人間が偉そうに言って大変申し訳ないのだけど、こればかりは曲げられそうにない。


あと、女性の店員さんがいないお店は、お手洗いが臭ったり、掃除が行き届いていなかったりする傾向があるので、個人的に要注意なお店と見ている。


それでも、食べに行ってみないことにはわからないと思って、今日のお店もお手並み拝見とばかりにチャーシューのトッピングを付け足した上で実食。


結果。


残念なことにこのお店は、私が苦手としているとんこつ&細麺タイプであることがわかった。鼻につくとんこつのニオイをこらえながら、少し臭みのあるチャーシューと細麺。「やってしまった」と思った。

こんなことなら、馴染みのお店で同じぐらいの金額を払うほうがよっぽどいいお金の使い方になっただろう。「なんてこったい」 私は心のなかで独り言ちた。そのぐらい、満足には程遠かった。


私は塩か醤油が食べられればそれでいいのに、そのお店は塩も醤油もそのままでは食べさせてはくれず、意地でもとんこつを混ぜなければ気が済まないお店だったようだ。私は、「もう次はないね . . . 」というやりきれない気持ちと、胃もたれに似た感覚と共に店を後にした。


おいしいお店を既に知っていて、その上でたまに行く分には私としても問題はない。


それでも、ラーメンは当たりはずれがとても激しい。脂っこいスープのお店となると、健康的なものを食べられている実感がないことも相まって、値段の割に合わないと感じやすい。


今回の勉強代を払って良かったことがあるとすれば、こうして話のネタにできたことと、次にもう行かないで済むお店が増えたことだろうか。

これでまたしばらくラーメン店から足が遠のくことになりそうだ。



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