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「これだ!」と思うタイトルがつけられない
こんなタイトルをつけていながら、私の気持ちはまさに「これだ!」なのだ。
「このタイトルいい!これでいこう!」と思えるタイトル(記事の題名)をつけられない。もっと言うと、思いつけない。
かれこれ毎日更新を130日以上も続けているのに、タイトルで悩まない日はないどころか、「これだ!」と自信を持てるタイトルをつけられたことがない。
なんて皮肉だろうと思う。私が読む側に立った時に、最初に読むかどうかを決める要素がタイトルなのに、いざ書く側になるとどうしてこうも思いつけなくなるものなのか。
タイトルは言ってみれば、コンテンツの玄関となる部分。ここがどうなるかで興味を持ってもらえるかどうかが大きく変わってくる。それなのに。満足につけられない。ただでさえ本文の質も飛びぬけて良いわけではないというのに、困ったものだ。
私がこれまで見てきた限りでは、noteは誇張表現で釣るような場所ではない。YouTubeのようなサムネホイホイもなければ、ブログのような煽りタイトルもそれほどない。ありのままの、ナチュラルなタイトルが多い。noteにはnoteに相応しいタイトルの感覚がある。
その自然さを保った上で興味を引くようなタイトルをつけられない自分に、「もしかして、私には文章の才能がないのか」と追い討ちをかける時さえある。
たかが一行程度、と思うかもしれない。でも、私に言わせれば、されど一行。その一行で興味を持ってもらえるか否かが決まるということは、興味を持ってもらえなければその先すらないということだ。時間をかけて記事を書いても、読まれなければゼロ。
「その記事のテーマを一行に凝縮するなら」と意識してつけてみても、「これでいいのかな」という疑問は絶えない。
簡単そうに見えるその一行が一番難しい。シンプルゆえに。
なにが足りないのだろうか。
いや、いまの私には足りないことばかりだ。満足などするものか。試行錯誤はつづく。
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