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話が止まらない人の対処に困っている話


話し始めたらなかなか止まらない人がいる。


私の今の職場にも話し始めたら止まらない人がいて、仕事が終わるまでほとんど一緒なので、毎日どう躱そうかというところに神経を使っている。

朝もできることなら仮眠を取りたいのに、話しかけてきたら最後、延々と話が続く。

話が終わったかなと思って「さあ寝ようかな」と口にして合図を出そうとしても「ほんでな」と話が続く。その時の私の顔は「いや、そこは終わっとこうよ...」と、不機嫌のような、呆れたような、複雑な顔だ。


この人の話のなにが嫌かというと、

「他の人は△△だったけど、俺だけ◯◯」

「俺、◯◯と会ったことある」

といった具合に、たいていがその人の武勇伝か自慢話なのだ。私は興味を持った人と興味を持った話にしか興味がないので、どうでもいい話を延々と聞かされるのは体力を無駄に消耗してしまうのでかなり堪える。


人と関わりすぎると疲れてしまうタイプなので、昼休憩はご飯を食べたらなるべく仮眠に充てるようにしている。午後の仕事に備えるためだ。


ところが、この人の話が始まるとなかなかそうさせてくれない。相手は睡眠時間が短くてもいいタイプのようで、その点に関しては馬が合わないし、そればかりか、こちらがあからさまに眠そうな様子を見せても気にかけて話を切り上げることもない。そう、鈍感なのだ。悪い意味で。


昨日は物量の暴力に追われて特に疲れが溜まっていた日だったので、「話しかけてくんな!」オーラを出しながら話の切れ目を見計らって無理矢理寝ようとしたほどだ。


さらには仕事中にも、黙々と取り組みたいところを話しかけてくるものだから、相槌を打たなければならなくなる。あまり話を広げないように相槌程度に留めているけど、ひどい時は巻き込まれた私まで私語を慎めと注意される始末だ。

決して人として嫌いというわけではないけど、ここまで鈍感なのは逆に感心するレベルだ。


こういう人にはハッキリ言ったほうがいいのだろうか。それとも、角が立たないようにうまく躱す方法を考えたほうがいいのだろうか。


「もしかしたら仕事からくる精神的な疲労の一部はこの人から来ているのかもしれない」


さあ今日はこの人の長話をどう躱そうかと頭の片隅で悩みながらふと思った、ある朝の話。

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