娘は実母に尽くすのが当たり前

今朝も、母親から留守電が入っていました。

「緊急で、お願いしたいことがあるから、電話ください。」…と。

ここ、数か月、ほぼ毎日、こんな状態が続いています。

でも、夕方折り返すと…

「え?ああ、そんな電話したかもしれないわね…。」と、緊急性はない様子。

最初は、母親の言葉をまともに受けて、「大丈夫かしら?」と、心配する気持ちもあったものの、こういう状況が毎日続いてしまうと、どうしてもイライラしてしまいます。

「お母さん、私にも都合があるの。私も一人の人間なのよ。生活があるの。お母さんが助けて欲しいと思うときに、いつでも駆けつけてあげることはできないのよ…。」

「分かっている、分かっているわよ…。」と、表面上は答えるけれども、本当は、分かってはいない。そう、母はこれまでも、そうだった。私の都合や、立場なんて、感心がない。ただ、自分のことだけ。

私は、母の願いに答えられない罪悪感を抱えながら、毎日のスタートを切らなくてはなりません。

母の本音としては、娘が、自分の人生をすべて投げうって、母に仕えることを望んでいるのだと思います。

母が、祖母にそうしてきたように…。

私は、子どもながらに、「お母さん、そんなに自分を犠牲にして、祖母や、父に尽くさなくてもいいのに…。」と、不器用ながらに、信号を送り続けていたのに。母は、子どもの叫びに耳を傾けてはくれませんでした。

そして、今、祖母の立場に立った母は、私に、母が取った役割を求めてきているように思います。「私も、すべて犠牲にして、祖母に尽くしたのだから、あなたも私に尽くして当たり前。あなたが、精神の病気だろうが、股関節に疾患があろうが、そんなことは、関係ない。ボロボロになっても、私に尽くすべきでしょう。」…そう求められているような気がします。

いや、実際に求められているのです。繰り返し、精神障碍者福祉手帳を持っていることや、股関節の臼蓋形成不全の診断を受けていること(両側の股関節が痛くて、走ることや長距離歩くことが難しいのです。)を話しても、夜間に「自転車で実家まで来い」みたいなことを言ってみたり、毎朝、無茶苦茶な要求を留守番電話に入れて、私の気持ちをかき乱したり、落ち込ませるのです。

…続きは、また、後日書きます。読んでいただき、ありがとうございました。



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