場に人がいるから好きなんだ
この春、息子が幼稚園を卒園しました。
子どもがふたり、通ったので6年間お世話になりました。
4月からは、小学生がふたりいる生活に変わります。
いつからか、ばたばたと過ごす朝がいとおしくなってきた。
母の私にとっても、
とにかく楽しかった園生活でした。
おはよう、のあいさつ
顔を交わす朝のじかんがとても好きだった。
家族とのおはようとはちょっとちがう。
元気がでて、きりっと一日がはじまる。
子どもを叱った朝も
他のママたちの手前、さっと切り替えてたから(笑)
自然と気持ちが上向いた。
ひとめぼれだった。
初めて幼稚園を訪れたとき、
園庭でわちゃわちゃっと遊ぶ園児たちがきらきらしていた。
もうぜったいこの幼稚園!とおもった。
幼稚園のはじまりは、ワンオペふたり育児のはじまりでもあった。
(長女の入園と同時期に長男を出産)
ママ同士下の名前で〇〇ちゃん、って呼び合うのに最初とまどったなあ。
新しいコミュニティの雰囲気に慣れよう、古巣に居場所をもちながら
すこしづつ馴染んでいったと思う。
途中、園生活はそこそこにして仕事に没頭したりした。
そのときはお迎えにいくのが大好きだった。
冬なんかもう真っ暗で。
下の子小さくて、前かごにのっけて、
暗い道をすべるように帰った。
橋のうえからみえる月がきれいだった。
冬の朝は富士山がみえた。
夏は暑かった。
幼稚園はなかなか遠かったので、
送り迎え、今思うとなかなか大変だったと思う。
それがもう終わりとなると、こんなにキラキラした時間に映ってる。
日常の風景をたくさん思い浮かべてみる。
ピークをすぎてちょっとすいてきた自転車置き場
お迎えのときに門に立ってる先生の表情
お迎えで子どもと会う瞬間がだいすきだ
預かり保育のお迎え、
夕方の閑散とした園舎に行くのも好きだった。
しずかな下駄箱で日中のにぎわいを想像した。
場の雰囲気がだいすきだった。
今後、こんな好きな場所にであえるかな。
その上…
場に、人がいる。
わが子を含むいきいきした子どもたち。
ぜんぶキラキラしてみえる。
それを共有できるのがママ友だった。
ママ友っていいよ。
園ではいろんなお手伝いがあって、それによく参加していたのだけど、
友人の子どもたちをみるやさしいまなざし、
忘れない。
子どもを大切にする、思わずほほえむ、いとおしむ瞬間をたくさん
共有できたと思います。
ありがとうの気持ちでいっぱいです。
子育てをとおして、一緒に泣いたり笑ったり、できたこと
学校みたいで楽しかった。
女性の生き方っていろいろって教えてくれたのもママ友だった。
いま、私のライフワークにもつながってる。
そんなママ友たちに出会わせてくれたのは、
他ならぬわが子。
「ママ」という通行券を持たせてくれました。
おかげでたくさんのいい経験ができたよ。
どうもありがとう。
先生にもありがとう。
毎日、ほんとうに毎日、いきいきとした子どもでいられるのは、
先生方のおかげです。
毎日見守ってくれた先生、本当にありがとうございました。
ありがとう、ようちえん。
私とっては、パワースポットみたいに元気の源だった。
”お話し”の場をつくる自分にとって、
場にいる人がいきいきいられるにはどうしたらいいか、
大切なことを教えてくれた場所。
子と過ごす時間のなかで、
こんなに充実した経験ができたことを誇りとパワーに変えて、
次に進みたいと思います🤗
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