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勉強は大嫌いでした。の話


こんばんは。


公務員をやっていますけど、私は「公務員」になりたかったわけではありませんでした。


私が憧れる人たちがたまたま「公務員」だっただけで、その人たちが「公務員」でなければ、私は公務員にはならなかったと思います。


公務員=勉強できる人

イメージの話ですが。

少なくとも私はこう思っていました。

中高生の頃は公務員の試験に通ることがゴールだと思っていたので、23歳くらいでゴールするのか…と。だからみんな一生懸命勉強してるんだな…とぼんやりしながら周りを見ていました。


とにかく授業が苦しかった

漠然と「将来は公務員になってもいいかな」と妄想していた中学時代。

ただ、とにかく勉強、特に授業が嫌で。

何が嫌か…

おなかがすくこと!

教室がシーンとすること!

眠くなること!

意味がない(と思っていた)こと!


当時の私はとにかく授業を受けることが苦しくて、いろいろな逃げ道を作っていました。 


保健室にいったり抜け出したり…出身中学は少々荒れていたので、無言で立ち去る程度は全然目立たなくて、よかったです(ホッ)


高校に入ってからも、頑張るのは部活とバイト…即、目に見えて成果が出ることしか頑張れませんでした。


筋が通っていない

高3。公務員になるために大学進学を決めました。(勝手に)

しかし、積み重ねるべきものが積み重なっていない私は、他の大学進学勢に比べて何メートルも遅れをとっていました。

両親「私立大学?そんなお金ないよ。公立に行きなよ。」


行けるものなら…と今までグータラしてたことを後悔。身近な人からは散々に言われました。


「まぁ無理と言われても大学に行かねばならない」と決めていた私は奨学金を借りて大学に入学します。(信用がなさすぎて身内は誰も保証人になってくれなかった。勉強してこなかったことを1番後悔した日だった。)



入学してからの私は尖りに尖っていました。勉強に一生懸命になることと、尖ることは違うと、今の私ならわかるのですが…。当時の私は、もうそれは削りすぎた鉛筆。折れるか折れないかヒヤヒヤするくらいの尖りよう。


専門の授業では、グループワークなのに「一人でしたいんですけど」と教授に直談判していたらしい(本人は忘れている)


友達にお昼誘われても、「本読むんで」と断り…晴れて逆大学デビューの完成📝


しかし当たり前にそんなことをしても賢くなるわけではなかったです。人の性格はスイッチを無理やりオンにしたところでそう簡単には変わりません。ただの「勉強やってる風大学生(しかも友達がいない)」の完成です。

楽しそうに大学生活を送る人を見ては、「勉強するために大学に入ったのにわざわざ大学に遊びに来てるやつは大金持ちなのか、ヘッ、ケッ、ペッ」と卑屈になりました。

逆デビューはことごとく失敗。みかねた友達が声をかけてくれ、なんとか卑屈の道から逸れることができました。


大学入学当時の私にとって、それほど「勉強嫌い」はコンプレックスでした。どうにかして、パッパラパーな自分から抜け出したいとがむしゃらになっていました。



しかし、そんな私でも
大学の講義を受けているうちに、「勉強」が好きになりました。


それについてはまた後日👏

最後まで読んでくださりありがとうございました!


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