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七木香枝
2020年10月25日 16:06
インク沼の浅瀬に立つようになって、そこそこ経ちました。インク沼とは、万年筆やガラスペンにはまった人が陥る沼の一つで、その名の通り数多あるインクに魅了されて買い集めるうちに、あれよあれよという間にずぶずぶと幸せな沼に沈んでいってしまう……といった状態のことを指します。何せ、万年筆やガラスペンのインクは、たとえば「青」一つをとっても、その濃淡やニュアンスはほんとうに様々。今はラメの入ったシマー