インク交換会用にオリジナルラベルを作ったよという話【テンプレート付き】
インク沼の浅瀬に立つようになって、そこそこ経ちました。
インク沼とは、万年筆やガラスペンにはまった人が陥る沼の一つで、その名の通り数多あるインクに魅了されて買い集めるうちに、あれよあれよという間にずぶずぶと幸せな沼に沈んでいってしまう……といった状態のことを指します。
何せ、万年筆やガラスペンのインクは、たとえば「青」一つをとっても、その濃淡やニュアンスはほんとうに様々。今はラメの入ったシマーリングインクも豊富だし、中には蓄光インクだってあります。それに、似ているなと思う色は数あれど、ぜんぶ微妙に違っていてまったく同じ色はない。それが沼を生んでしまうゆえんでもあり、インクの愛おしいところです。
そんなインク沼の住人が何をしているのかというと、個人で楽しむほかに、沼の住人同士でどんどん増えるインクを小さなボトルに分けて交換会をしていたりしています。
気づけばすっかりインク沼に浸かりきっていた友達と、インク交換会しましょうという話をしたのは、ちょっと前のこと。せっかく久しぶりに交換会(郵送)をするのなら……と、ボトルに貼るラベルを作ることにしました。
それがこちら。
ボトルはもちろん、密閉性が高くインク沼御用達であるところのタミヤのもの。今回はスペアボトルミニ (丸ビン)を使ったので、①実際にインクで書きつける部分 ②名前とブランド ③インクタイプ が一覧できるデザインにしました。
とっても簡単なインクラベルの使い方
A4サイズの紙に印刷して、ガラスペンなどで四角い枠にインク見本をさーっと書きます。今回はラベル用紙を切らしていたので、やや厚めで白色度の高いコピー用紙に刷って、裏面に両面テープを貼ることでシールがわりに。
幅広の両面テープがあると、一気に広い面積に貼れるので便利です。
あとはトンボにそって切って、いい感じの一枚を選んでボトルに貼るだけ。
余談ですが、私の推しカッターはここ10年くらいずっとOLFAのリミテッドFAです。持ちやすくスタイリッシュなシルバーの本体と、特専黒刃がいい。
同じラベルを使うと統一感が出るので、並べるとぐっと可愛くなります。No.も記入できるから、自分だけのコレクション感が出るのもいいところ。
ちなみにこれは、蓋がちょうど15mmくらいということに気づいて、マスキングテープをぐるっと巻いています。インクの色に合わせてマスキングテープを変えても可愛い。
以下、需要があるのかは謎ですが……以前作った角ビン用ラベルと併せて、テンプレートを置いておきます。楽しいインク沼ライフを!
※配布PDFは、写真のラベルとはちょっとだけ違います
インクラベル テンプレート配布(PDF)
✒ インクラベルについて
・私的利用の範囲でご使用ください。
・A4サイズ、「拡大・縮小なし(原寸)」で出力してください。
・ボトルの大きさに合わせている都合上、頑張って小さい字でお書きいただく仕様です。
・PCなどで字入れをする場合は、游ゴシックだとデザインに馴染みます。
✒ インクラベル - long type
・タミヤのスペアボトルミニ (丸ビン)用です。
・A4一枚につき、42枚のラベルが取れます。
・スペースが空いたので、インク見本部分の試し書き付き。
✒ インクラベル - short type
・タミヤのスペアボトルミニ (角ビン)用です。
・角ビン用のshort typeは、ラベル2枚組です。
・A4一枚につき、54組のラベルが取れます。
・左側のインク見本の方には、ラインを挟んでインク名・ブランド名をご記入ください。
無料でお使いいただけますが、「使ったよ!」なお写真を見せていただいたりすると、とっても喜びます!
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