見出し画像

砂糖がいらないほど甘い⁈在来種の青大豆「さといらず」でケーキを。

「さといらず」とは、新潟県津南町で昔から栽培されている在来種の青大豆です。

コロコロと丸い形のさといらず。
緑がかったベージュ色です。

一昔前の砂糖が貴重だった頃に、砂糖がいらないほど甘いという意味で「砂糖いらず」→「さといらず」と呼ばれるようになったそうです。

今回使う「さといらず」は福井県産の自然栽培のもの。
※自然栽培...農薬・肥料に頼らず(有機肥料さえも使わず)、植物と土の本来持つ力で栽培する農法。薬に頼らず元気に育ったので栄養がたっぷりです。
そして在来種かつ自然栽培は、収穫量が少ないのでとても希少なものです。

こちらを水に戻してコトコト煮てから食べてみると、ホクホクな食感にやさしい甘みと豊かな旨み。
(現代人の私からすると“砂糖いらず”な甘みではないのですが)

5歳児もおやつにそのまま「おいしー!!」とパクパク食べていました。
そう、甘い!わけではないけれど、確かにそのままでとても美味しいのです。旨みが強い。
何かに似ているなーと食べ進めていたら。
あれです、さつまいもの紅あずまのような風味に似ています。

これをどうしたら、おいしいスイーツに変身させられるか。
紅あずまに似ているのだとしたら…?

決めました。
さといらずは甜菜糖で少し甘さを足すように煮てから、自然栽培のほうじ茶パウダーを加えた生地にたっぷり混ぜ込み焼きました。

ほうじ茶の良い香り〜
バターではなく、菜種油のオイルベースにしました。

ほうじ茶の香ばしい香りにお豆のやさしいホクホク感が相まって、とても美味しいケーキとなりました。

大豆とほうじ茶の栄養がまるごと取れ、お腹にもしっかり溜まる。
おやつ(間食)として、大人にも子どもにも最適!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?