お家に留学する、という選択肢がなかった中学生時代。
※似たような経験をされた方は閲覧注意※
本編が始まるまでに逃げてください🏃♀️
小学校、中学校、高校、短大。今まで過ごしてきた時間の中で一番苦くて苦しくて、今もまだ拭えないほどの恐怖を味わった時代は…
中学校。
規則が小学校と比べて大きく変わった、厳しくなった、友達が大人な雰囲気になり始めた、とかいろいろあるけど、そんな小さなことの積み重ねがわたしをこうさせたんじゃない。
みんなと違うことだけで、少数者だっていうだけで、
いじめに遭ったことが原因…。
酷い話でしょ? 今ならこうしてSNS相手に言える仲間もいるけど、当時はつらくて、どこへも行けなくて、ただ卒業できる日を待つしかなかったの。
同級生に言われた言葉も、何をされたのかも何年の何学期ごろだったかとかも覚えておきたくなくて忘れたいのに、ゴミ箱フォルダに入りきらないデータとして、わたしの頭のデスクトップにまだ残っている。
ここまでわたしの記事を読んできて、あなたが疑問に思うことあったと思う。
「なんで、あなた(わたし)はそうまでして学校に行く、という選択肢を取ったの?」と。
おかしな話に聞こえるかもしれないけど、自分でもわからない。自分のことがわからないなんて、本音隠してるだけなんじゃないのとか、別にわたしに合わせなくてもいいよ、とか今までもよく言われてきたけど違う。合わせてなんかいない。
ただ、言葉にするのに時間がかかって、自分の頭の中のこと、気持ちを考えてパズルのように組み立てることが難しい。
結果としてみんなに合わせてるみたいになってるだけ。なのに「みんなと同じで大丈夫?」「何か意見あるんだったら言ってよ?」、悪意なくて発した言葉っていうのは、わたしにもちゃんと伝わってる。
けど、もともと話をすることが苦手なうえに中学校時代に受けたいじめも重なって、声が出づらくなっちゃったのかもしれないってこと、「わかって」とは言えない。
いつも、言葉には出さないけど肌で感じていることがある。言っていいのかわからないけど、公の場だと言えそうな気がするから言うね。
「わたしみたいな少数派は、多数派から変わった目で見られることが、今までもこれからもあるんだろうな」と。
なんで多くの人ができてることができずに、わたし達は「ちょっと変わった困った子」として扱われなきゃいけないの? 何もしていないのに理不尽だよ、って。
それはわたしの心の奥の奥の奥底からの、必死の叫び声であり、どうにか言葉にできない部分を言語化できたら、って思ってる自分がいたからできたこと。
ちょっと横道それますが、心理学の分野で言葉にならない声を分析できるものがあります。
箱庭療法であったりとか、インクボトルから溢れて零れたインクのシミが何に見えるかなどを自由に考えて紙に書いたり心理士に言ったりするなどのロール・シャッハテストですとか。
そういった部類のものをわたしは、声にはなってないけど、掬いあげたいなって思いました。
ひとりの声だとしても、わかってもらえなかったとしても、自己満足でもいいから残したい。
描くことで浄化されるなら、わたしは自分のかも恥ずかしかったこと、されて嫌だったこと、全部ここに遊びに来ては置いていくよ。
わたしの心の扉を、トントン。優しくノックしてくれたあなたにキィ…ッ。ほんのちょっとでも、その声に応えたい。
つらいときこそ、生きよう。
生きなきゃだな、自分に言い聞かせて息をひっそりとさせながら生きてきたわたしの三年ちょっとの物語は、次へと続く。
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