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「ひとに迷惑をかけながら」この世界は成り立っている、のに。

ひとに迷惑をかけないように。
ひとに心配をかけないように、ひっそりと生きる。
恐らく、日本で生まれ育ったひとはそのような教えを受けてきたと思います。

言いたいことは、わからんでもない。
でも、だけど。
ひと様に迷惑をかけずに、心配を一切かけることなくたった一人で生きていくなんて、不可能。

子どもを持つ親が、その子のことをあれやこれやと心配性過ぎなほどに、うっとうしいと思うくらいに構い過ぎになるのも。そんな思いがあるからなのかも?

どれだけ相手に気を遣いながら生きていても。
その方は、そこまであなたが気を遣ってくれたり、まさか自分のためにそこまでしてくれたなんて、気づかないかもしれません。

無理をしながら、壊れそうになりながら必死に。
「もうヘロヘロや…助けて…」
「笑われへん…」

こんな思い抱えながらでも。
自分の感情は自分でコントロールするべき、とか
弱みを見せてはいけない、とか。
そんな思いがごちゃ混ぜになっていませんか。

仕事や家庭で溜まったモヤモヤ。
どう吐き出したらいいかわからなくて、出口の見えないトンネルにいて。いつ、気持ちが晴れるのかな。
ずっとずっと、ぐるぐるぐるぐる、負のループ🌀
考えちゃう。

でも、近しい間柄のひとに、話せない。
迷惑も心配も、かけたくないんですよね。
わかります。わたしもその一人だから。
あるひとに、1年ほど前、言われて、衝撃を受けた言葉があるので残します。 

「〇〇ちゃん(わたし)、誰かに迷惑をかけずに生きている人っているのかな。
☆☆(話をしてくださった方)もお母さんしてるけど、こどもたちが言葉にできない気持ちを抱えてたなら、ただただ、寄り添いたい」と。

その当時のわたしは、親や家族(兄弟姉妹含め)に自分の弱いとこを話すのも良くないことと認識していました。それは、その一件があってからはまるで逆。

話をしてもよかったんだ、心配かけちゃいけないなんて思わなくてもよかったんだ、って肩のチカラが抜けていきました。

わたし自身が身内に話をすることを避けていた理由を振り返ると、次のようなことを考えてたんじゃないのかな、と思います。

① 家族に話すことで「何でもっと早い段階で教えてくれなかったの!」と言われる(かもしれない)ことが怖かった

② 心理士など、専門の人と違い守秘義務(あなたの話したことを、許可なく他に漏らしませんよ、という約束)がないため、外部にその話が出てしまうのが怖かった。

③ ただただ考えを言葉にして自分でまとめたい。
ただそれだけなのに、余計なアドバイスをされたらどうしよう、自分の考えてたことが間違ってるって言われそうで怖い

とか。他にもあった気がするけど、主な理由としては、この3つかなって思います。

まだ日本から出たことなくて、他の国の考え方や価値観を知らないわたしは、「日本」というちっちゃな国の主観に。ある意味コントロールされているのではないかなというふうに考えます。

・みんな一緒が大前提
・「普通」の枠から外れたひとは、容赦なく弾かれる
・良くも悪くも時間に正確
…などです。

もう、いやだっていうぐらいに、たくさんの。
空虚、心が空っぽな感じ、不安。
思いを言語化できないイライラやもどかしさ。
たくさんのマイナスな感情を、見て見ぬふり、してきました。

心が折れないようにがんばって、必死に生きてきた方に。

「あなたには、味方が、仲間が、ちゃんといる。
例えどんな形であろうと、自分の心に宿った気持ちは表現してほしいです」って伝えたいです。

完璧な人間であろうとする。
完璧を目指す。
それ自体は悪くはないけど、そのことであなたがしんどくなるのなら。
もう、一旦。
ちゃんと休んでみませんか?

#休む練習 #自分に甘くなる #自己理解  
#不安気質 #HSP  #HSC #AC #アダルトチルドレン
#普通と違う #守秘義務
#それぞれが違ったっていいじゃない





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