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見学・面接時の服装について

こんにちは。

園長の藤井です。


今回、面接時の服装についてお話ししておこうと思います。


私服でお願いします


結論から申し上げますが、私服でお越しください。
ウェブサイトや求人・人材紹介会社様からはスーツを着るようにと記載があったり、実際に担当のコンサルタントさんから言われると思います。

ですが、私たちはあえてスーツ以外の服装でお願いしております。

これからその理由について説明していきます。

【理由】
①話しにくい
理由の大半はこれです。保育士さんは普段スーツを着ないと思います。着慣れていない服装で、慣れない場所に来て自分のお話しをしたり、場合によってはアピールしたりするわけですよね。ただでさえ緊張するのに、余計に緊張しませんか?私たちも身構えてしまいます。せっかくの機会ですから色々とお話ししたいし、色々とお話ししてほしいので話しやすい服装でお越しください。

②個性が見えない
「奇抜な格好をしてこい!」ということを言いたいのではありません。TPOがありますので、当然その場に適した服装にするというのは必要です。ですが、スーツ以外でもその場に合った服装はできます。メラビアンの法則の通り視覚情報はとても大切です。だからこそ、見た目が皆同じになってしまう「リクルートスーツ着ておけば間違いないっしょ」はもったいないなと思ってしまいます。


そもそも面接や見学は何の目的があって行うのでしょうか。

私たちは、「情報交換の場」であると考えています。
緊張してお話しにくかったり、聞きにくいこともあるのは、私たちも重々わかっています。
「面接する側が立場が上なんだぜ!」という雰囲気を出してくる方がいますが、無意味だなと思ってる派です。
当然、求職者さんにも選ぶ権利はありますからね。

いつも、園長である私が面接をしますが、最後に必ず『私の話』をしています。私がどんな人で、どんな想いをもっていて、どういった経歴で…など色々お話しさせていただきます。その後、「このような私のもとでお仕事をしたいと思わなければ、辞退してもらって全然構いません。」とお伝えしています。
また、『他園を見学していない・面接を受けていない』場合は、それをやるように勧めています。

私たちの保育園が、
「本当に働きたい園なのか?」
「自分の考えに合っているのか」
そういったことをちゃんと考えていただきたいからです。

「実際に入ってみたけど、全然話と違うじゃん!」
「雰囲気がまるで違う」

なんてことになってしまうと、お互いに不幸です。

もちろん「それでもスーツが良いんだ‼」という方はそれで結構です。


なにはともあれ、しっかりとお互いに有意義な情報交換ができるようにしたいですね。

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